IS05、LifeLogServiceを利用するアプリケーションたち(grep結果)
を見ると、この情報の取得っぷりには驚くばかりだ。
auのAndroidマーケットにアプリを登録する際に、auはマーケットで変なアプリが流通しないように、機械的にどのような情報にアクセスするかを取得し確認、そして、正しくユーザに伝えているかを実操作して確認している。幕張メッセで行われたスマートフォン&モバイルEXPOでその技術を見せてもらい、いろいろ質問させてもらったが、auが正しく個人情報を扱おうとしている姿勢が伝わってきた。
にも、関わらず、これである。
TwitterでKDDIに質問した回答が流れている。
auのシャープ製Androidスマホ「INFOBAR」での「LifeLogService」なるサービスに関するKDDIの回答
KDDI「Android OSに搭載されている各機能を正常に機能させるためのアプリの一つというのが現時点での最終的な回答」
のように、嘘を答えて終わらせようとしている。このずれはどこで生じてくるのか。シャープのアプリの動作なのだから、KDDIはシャープのせいにすることができたはず。シャープのせいにしないということはKDDIも関わっているのだろう。許可はしたと見える。きっちり、専門性を持った人が判断するプロセスになっていれば、このようなことはおきない。数人の企業なら全員が考えもしなかったということはありえるが、社内にわかる人がいるのだから。
少し前であれば、マスコミに広告などできっちりお金を払っている企業は、刑事事件にでもならない限り安泰だった。しかし、状況を変えようとしている人たちが増えつつある今、
変わっていくだろう。嘘で切り抜けようとするのはあまり得策ではないのではないだろうか。KDDIとシャープはこの賭に勝てるだろうか。
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