2014年8月10日日曜日

スピード指数の難しさ

スピード指数を出すには、場所と距離ごとの標準タイムが必要だ。しかし、距離による時間差距離による時間差(2)などで書いてきたが、500万以下、1000万以下クラスで同じ距離のレースが何度も行われているわけではないし、雨が降ると一気に走破タイムが変わる。それに、この記事に書いたようにオープンしかないようなレースもある。スピード指数系の予想ソフトを作る人は、ここをどのように適切にするのか、それがポイントになるだろう。逆に言えば、ここに恣意的な操作を施すことによって、それなりの結果を得られるようにすることもできると考えられる。また、開催日ごとの馬場の差を計算に入れるための馬場指数についても同じようなことが言える。馬場指数は、その日に行われたレースのタムから決めることになるだろうが、結局のところ、馬場の状態だけでなく、ペースなどいろいろな要因から変わってくるため、調整するしかない。ここも恣意的な操作が入る部分である。ここの目利きが、その予想ソフトの強さに影響する。

つまり、標準タイムと馬場指数は過去のレースからの計算のみで算出することはできない。過去のレース結果を参考にして、そこから経験等をもとに調整することが必要だ。だからこそ、この部分が売り物になるのだろう。西田式スピード指数のサイトでは、標準タイムと馬場指数が有料で手に入れられる。もう少し、自動的な計算のみで指数を出せないものか。

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