2014年8月24日日曜日

タイム差の連鎖で比較するの考え方

タイム差の連鎖で比較するで、書いたようにタイム差を使った予想アプリを作成する。
考え方は単純だ。たとえば、2014年の宝塚記念を考えてみる。1着 ジャスタウェイはゴールドシップだが、メイショウマンボを除いて、他の馬とは過去に一緒のレースに出たことがある。なので、それから、タイム差が求められる。たとえば、2着 カレンミロティックとのタイム差は、
有馬記念(2013年)
3着 ゴールドシップ 2.33.8
6着 カレンミロティック2.34.3
をもとに、0.5秒差と算出できる。しかし、直接対決をしていない場合であっても、他の馬経由で算出できる。
ヴィクトリアマイル(2014年)
1着 ヴィルシーナ 1.32.3
2着 メイショウマンボ 1.32.4
ジャパンカップ(2013年)
7着 ヴィルシーナ 2.26.3
15着 ゴールドシップ 2.27.5
つまり、ゴールドシップとヴィルシーナのタイム差は-1.2秒差、ヴィルシーナとメイショウマンボのタイム差は0.1秒差、で合わせて、-1.1秒差というのが他の馬経由でのタイム差である。このタイム差は宝塚記念で実際には勝ったゴールドシップのほうが遅いということだが、たまたま大負けしたジャパンカップが算出用のレースになったのだからしかたない。このようにある馬経由で算出できるタイム差はたくさんあるはずで、それらを平均すれば、それなりに正しいタイム差が出せるのはないかというのが、考え方。
いくつも馬を連鎖すれば、誤差が蓄積されているだろうし、その組み合わせを算出するために計算量が大きくなる時間がかかるだろうから、ある程度連鎖の数はしぼるのがいいのだろう。そして、タイム差は距離によって重みが違うだろうから、単純に-1.2+0.1=-1.1ではなく、-1.2/(2.27.5秒) + 0.1/(1.32.3秒)ように走破タイムで重みを変えることにする。

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