2014年8月31日日曜日

タイム差の連鎖で比較する方法の検証(2)

タイム差の連鎖で比較する方法の検証で書いたつづき。
予想がどれぐらいいいのかは、的中率と回収率で評価するしかない。しかし、オッズというのが非常によく出来ているというか、「みんなの意見」は案外正しい (角川文庫) というか、的中率が上がると回収率が下がり、的中率が下がると回収率が上がるみたいな結果になりがちだ。で、両方あげようとすると、フィルタリングをかけるのか、何らかの手段を講じないといけないだろう。

とりあえずは、この予想方法で、最も速いと予想された馬が何番人気だったのか、という結果を調べてみた。

1番人気 11856レース
2番人気  6681レース
3番人気  4298レース
4番人気  3082レース
5番人気  2290レース
6番人気  1813レース
7番人気  1384レース
8番人気  1255レース
9番人気  1032レース
10番人気  873レース
11番人気  735レース
12番人気  668レース
13番人気  561レース
14番人気  439レース
15番人気  358レース
16番人気  282レース
17番人気  67レース
18番人気  47レース

もっと、人気馬が選出されていると思っていた。いくらなんでも、この予想方法で18番人気の馬が選出されることがあるのは、少ないとはいえ、理解しがたい。もちろん、18番人気の馬が勝つ確率はある。上記のデータと同じ(2001年から2013年のレースでデータが80%以上そろっていたもの)レースで18番人気の馬は2回勝っているようだ。しかし、予想については、タイム差を使っているのだから、基本的にタイムが速い馬が選出されているはずである。人が予想する場合もタイムを見ているはずで、ある程度上位に来ないとおかしいのではないか。詳細を調べてみたい。

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