2011年12月28日水曜日

androidは今後どうなるか

androidスマートフォン。ほとんどの人が儲からない仕組みになってしまった。スマートフォンのベンダーも利益はほとんどでない。出ているところもappleに比べるとたいしたことがない。googleもandroidから利益が出ているかというと直接的には出ていないだろう。アプリを作っているところも一部のベンダーにすぎない。

2012年はどうなるか。

googleはできるだけ個人情報を吸い上げて大量のデータを蓄え、何とか利益に結びつける仕組みの構築をさらに進めてくるだろう。それでもやはり行き詰まるかもしれない。となると、androidへの態度が変わって行くことになる。どういう方向になるのか。モトローラの使い方が変わるのかもしれない。スマートフォンのベンダーへの要求が強くなるのかもしれない。どちらにしろ、androidとべったりになるしかなくなった日本のベンダーはより厳しい未来が待っている。

ARROWS Tab LTE F-01Dがアップデートできない

「設定 - 端末情報 - ソフトウェア更新」からソフトウェア更新ができるはずである。しかし、

「ソフトウェア更新 - 更新を開始する - はい」

を選ぶと、右下の電波強度の表示がいきなり×になる。(ならない場合もある)。そして、「接続中...」と表示された後、

接続できませんでした。

サーバへの接続に失敗しました。再度更新を実行してください。

ローミング中もしくは圏外のため接続を中止しました。
のどれかのメッセージが表示される。何度やっても駄目だ。なぜ、みんなアップデートできているのだろうか。

2011年12月26日月曜日

第三者とは誰か

マネールック(MoneyLook)からの重要なお知らせ

というメールが来た。メールには以下のようにある。

SBIホールディングス株式会社がマネールックにおいて取得した個人情報は、今回の事業承継に伴い、2012年1月1日付にて、イー・アドバイザー株式会社に移転されます。

マネールックのページからリンクされた個人情報保護方針は、SBI Holdingsへリンクされている。そこには以下のようにある。

個人情報の管理は、厳重に行うこととし、お客さまにご承諾いただいた場合又は法令に基づく場合を除き、第三者に対しデータを開示・提供することはいたしません。

ということは、イー・アドバイザーは第三者ではないということか。事業切り離して個人情報ごと他の会社に売ることができるのであれば、第三者って誰よ、という気がしてくる。

マネールック自体は、Macではほとんど使えないこともあり、何も登録していないので、個人的にはかまわないのだが、資産管理的なものを外部のサービスでするのはリスクがあるなあ、と思った。

退会はサービスに含まれない

サイバーエージェントのAmebaが不正アクセスを受け、その後、復旧したようだ。


※追記あり 一部、退会状態になる(ログイン出来ない)トラブルについての復旧完了のお知らせ

スタッフのブログでは以下のように書かれている。

すべてのサービスが今まで通りご利用頂けます。

しかし、退会を行おうとすると、エラーページになる。ここでは、

システム障害により現在退会ページは表示できません。

12月24日(土)から発生しているシステム障害を受けて、退会手続を停止しています。復旧まで今しばらくお待ちください。

となっている。退会はサービスではないという考えかな。退会回りの処理に問題があったのだろうから、ここが使えないのは理解できるが、できないことはできないと伝えた方がいいと思うのだが。

スマートフォンの品質2

スマートフォンの品質でARROWS Z ISW11Fのことについて書いたが、詳細が書かれた続報があった。

ARROWS Z ISW11Fは「温度が上昇しやすい仕様」

ISW11Fの場合は充電、Wi-Fi、カメラが停止するとのこと(3G通信など、その他の機能が温度上昇で停止することはない)。

長電話はできそうだ。よかった。

でも、結局、CPUを最大クロックで動かすと駄目ということのようで、宝の持ち腐れ。カタログスペックはよくてもそれは使えないということで、どうせ、客はカタログスペックがよければ買うんでしょ、というのがストレートに出ているなあ。いや、実際、そうなんだけどさ。でも、ネットにより口コミの力が伸びている現在、このやり方は通用しづらくはなっていると思うけど、どうなんだろうな。

spモードでの位置情報API

Docomoのspモードを使用すると基地局情報を利用して位置情報を取得できる。基地局を利用している割にはWiFi測位に匹敵するぐらい精度がいい。APIは公開されている。

このAPIは非常にシンプルであり何もデバイス側からは情報を送っていない。つまり、電波強度や認証情報も送っていないということになる。なぜ、アクセスしただけでそのスマートフォンの位置情報を返せるのか。

ドコモのspモード障害、伝送路断をきっかけにユーザー管理サーバーが処理能力オーバー

docomoのspモード障害でわかったのだが、spモードはIPアドレスでユーザを識別しているようだ。なるほど、IPアドレスで識別して位置情報を返答していたのか。ということは、この障害で誤った位置情報を返答したという問題も生じたのかな。

2011年12月22日木曜日

私的録画保証金訴訟の判決

「デジタル放送専用録画機は補償金制度の対象外」、知財高裁が補償金問題の判決

<「アナログ放送をデジタル変換する機器が補償金の対象」という判断示す>

そりゃそうだ。

著作権法施行令を見ると、第一条できっちり規定されており、どの項目も「アナログデジタル変換が行われた」という言葉が含まれている。法律を文字通り解釈した判決と言える。

むしろ、ここまで法律に明確に書かれているのに、法律を変えないまま文化庁が該当すると見解を出したのがややこしくしてしまった原因だと思うのだが、なぜそういうことをしただろうか。

当時は、法律がどう書かれていようと官僚が言えばそのとおりになる世界だったのが、数年で変わったのかもしれない。

2011年12月21日水曜日

原因とは

ドコモ、“他人のメアドになる”不具合は解消——10万人に影響

輻輳は14時25分で解消されたものの、ユーザー管理サーバーでの輻輳が原因で、インターネットを利用するために必要なIPアドレスと、ユーザーの電話番号/メールアドレスを紐付ける処理がうまくいかず、今回の事象が起きた。

使うことができなかった、という結果なら、輻輳が原因と言っていいと思うが、通信ができないことは当然想定しておくべきことなのに、考えていなかったことが原因のはず。

docomoの技術者はそんなことわかっているはずだから、単にこのほうが説明としてわかりやすいと、はしょっただけかもしれない。

スマートフォンの品質

「故障ではない」:「ARROWS Z ISW11F」、本体発熱時に充電や一部機能が停止する事象発生

「通話、インターネット、カメラ、アプリなどを長時間使用したり、充電しながら使用すると、ISW11Fが熱くなることがあります。熱くなった場合には、充電またはご使用中の一部機能を停止することがありますが、故障ではありません。ご不便をおかけしますが、その場合は、ISW11Fの温度が下がってからご使用ください」

長電話したら駄目って、そんな電話はおかしい。基本機能がまともにつかえないのは、故障ではないかもしれないが、欠陥品のようにも思える。長時間っていうのがありえない長時間ぶりであれば別だが、それほどではないから、紙を入れているのだろうし。

最近発売したPlayStation Vitaは不具合だらけのようだ。たびたびフリーズするのはいただけない。しかし、アップデートで少しずつよくなっていくのだろう。スマートフォンも同じようにアップデートでよくなっていくもので、現時点はこれでいいのかもしれない。

Winny開発者の無罪確定

ウィニー:開発者の無罪確定へ…最高裁、検察の上告棄却

「入手者のうち例外的といえない範囲の人が著作権侵害に使う可能性を認容して、提供した場合に限ってほう助に当たる」

この判断にも異論はあるだろうが、最高裁で出た以上、今の法律ではこうだ、と理解するしかない。

これはこれとして、事実の認定の方である。もともとの記事がWeb上になさそうだが、他のサイトにもあるように、

捜査当局は開発者2チャンネルで「自らが著作権侵害をまん延させることで新たなビジネスモデルを模索できる」と主張し、バージョンアップを繰り返していたことに注目しているという(毎日新聞)。

と報道された。この主張で、今回の判断であれば、有罪のほうがすっとくる。しかし、無罪になっている。なぜか。有罪になった地裁判決の内容であるが、

Winny著作権法違反幇助事件 地裁判決

さらに,同月12日の,京都簡易裁判所における勾留質問においては,上記の弁解録取書のうち,「あえてインターネット上で著作物の違法コピーをまん延させることが必要であると考え」たとする点と,Winnyが著作権を侵害する態様で使用されることを望んでもいたとする点について否定する供述をしている(乙12)。

勾留質問で言ったことなのに、それが物的証拠があるかのように書き換わって報道されている。それどころか、

もっとも,平成16年5月12日の京都簡易裁判所における勾留質問(乙12)の内容や,同月12日のD検事による取調べ(乙8)の際,著作権制度を破壊しようとしたわけではない趣旨のことを述べていることなどからすると,被告人が著作物の違法コピーをインターネット上にまん延させようと積極的に意図していたとする部分については,その供述に信用性は認められない。

と供述には信用性すらない。そして、実際書かれている客観的な証拠あたりを見てみても、「自らが著作権侵害をまん延させる」という主張につながりそうなそうだ。どうして、こうなってしまうのだろう。

2011年12月19日月曜日

不具合の予測

富士通、自社製品の不具合分析予測ソフト発売

この見出し。読んだ瞬間に、Regza Phoneの大失態が事前に予測できるソフトか、と思った。というか、そう思った人は自分だけではないはず。自社製品と書いてるし。

この記事を読むと、
市販製品の不具合について、政府が公開している消費者からの情報や自社のコールセンター(顧客対応窓口)に蓄積される消費者からの苦情に加え、参加交流型のミニブログ「ツイッター」などのインターネット上の風評を複合的に監視・分析。
ということは予測ではないような気がするのだが。思いっきりツイッター上で炎上しているのに気づくことができますというだけ? というか、通常は、苦情を適当に聞き流して無視してるということ?
製品の不具合の予兆を発見し、迅速な対策を支援する。

は、あきらかにいいすぎ、と思うのだが。時代についていけてないんじゃないの?

Android 4.0.3

Android 4.0.3がリリースされた。Nexus Sも2.3.6から4.0.3に一気にアップデートが行われたことになる。4.0.3といいつつ、APIレベルは15と変わった。内容はAndroid 4.0.3 Platformにある。

うーん、いつもながらではあるが、バージョンとAPI Levelの対応がわかりにくい。まあ、Ice Cream Sandwichの載っている端末で4.0.3にあげられないのは存在しないからいいんだろうね。Galaxy Nexus以外の今後の機種は4.0.3以降になるのだろう。

2011年12月16日金曜日

Google日本語入力β版公開

グーグル、Android向け「Google日本語入力 Beta」を提供


GoogleがIMEを公開した。Googleが出してくると、入力したすべてがGoogleに送られるんじゃないだろうな、と心配になる。インストールして使おうとすると、以下のメッセージが出た。

この入力方法を選択すると、入力する全文字列の収集をアプリケーション(Google日本語入力Beta)に許可することになります。これにはパスワードやクレジットカード番号などの個人情報も含まれます。この入力方法を使用しますか?

うーん、悩ましいメッセージだ。アプリケーションというのはどこまでの範囲なのだ。クラウドまで含めてアプリケーションと呼んでいるのだとすると、全部Googleに送られてしまうではないか。

でも、そこまでは言っていないような気もするし、言ってるといえば言ってる。パーミッションとしては、ネットワークアクセス許可は出しているので、アプリが送ろうと思えば送ることはできる。変換候補をサーバーから持ってくることに使うだけなのか、すべて送ってやるぜ、ということなのか、パーミッションからは判断つかない。

基本的に日本人だけが使うアプリのため、海外のすごいやつらは関わらないだろう。そのため、たとえ問題があっても発覚しづらい気もするし、それを逆手にいろいろやってる可能性もある。

まあ、どうこう言ったところで使うんだけどね。SimejiがBaiduに吸収されることが発表されてすぐ出るとは。Simejiが嫌になったユーザが結構いるようだし、ねらったタイミングなのだろうか。

スマートフォンでの広告

スマートフォンを使った広告がこんなことになったら本当に嫌です。


そのとおりだ。

しかし、企業は着々と何かうまく広告モデルで儲けてやりたいと思っている。
というか、儲けてやりたいと思っていなくても、大したサービスを思いつかない技術者はとりあえず広告を題材にして研究開発をすすめていたりもする。
というか、エライ人が広告だというから広告でとやっている人もいる。

実際のところ、いかに広告をプッシュしてやろうか、と考えているやつはいっぱいいるのだ。すでに、AirPushというステータスバーに広告をプッシュするものに悩まされている人たちもいる。

とりあえず、血迷って、スマートフォンのプレインストールアプリとして仕込む (それも/system/app配下に!) という事態にならないことを望む。そうなっても、僕はそんなの絶対買わないから、関係ないもんね、という立場もありだが、知らない人を陥れる業界になってほしくない。

adblock Plusでの控えめな広告

AdBlock Plusのマネタイズで書いたネタだが、正式リリースに入ったようだ。Firefoxを起動するとインストールされた旨が表示された。


説明は、ここにかかれており、また、どのようなフィルタが入るかは、ここにある。
なお、上記サイトにもかかれているが、about:configから以下のように、設定を変えることで、フィルタの内容を見ることができるようにもなる。

今のところ、ほとんどサイトが入っていないようだ。確認したところ、まず、google.com/uds/*がホワイトリストに入っている。そして、アクセス時のドメインsuche.netzwelt.deが指定されている。suche.netzwelt.deはドイツのサイトでサイト内の検索用にGoogleが使われている。これが入っていることにより、google.com/uds/afsにアクセス、つまり検索向けAdSenseへのアクセスが行われるようになる。

なんだよ、Google検索の広告は控えめでもなんでもないだろ、思いっきり広告だろ、と思ったが、実際はアクセスされるが、表示はされない状態になるようだ。検索向けAdSenseは広告のリンクがクリックされなければ収益にはならないはずなので、呼び出すだけでは意味がなさそうなのだが。控えめな広告のオン・オフを切り替えて画面の違いを確認したが、
表示上の違いはないように思われる。

このホワイトリストのメリットはもう少し調べてみないとわからない。Adblock Plusをオフにすると、Google検索向けAdSenseが表示されるようになるので、フィルタとして使用しているFanboy's Listなどとの組み合わせでうまく表示ができていないだけかもしれない。

2011年12月14日水曜日

aapt.exe は動作を停止しました

EclipseでAndroidアプリを作ろうとしても、apkファイルができなくなった。

新規でAndroidプロジェクトを作ってもやはり作成できない。
eclipseをclean.cmdオプション付きで起動しても駄目だ。
Android SDK Managerからアップデートしても駄目。
ヘルプ-更新の確認でアップデートしても駄目。
ウインドウ-設定-Android-ビルド-ビルド出力をサイレントや標準にしても駄目。
(r14にはここにバグがあったらしい。)
最終的には、.androidフォルダを消すと、apkファイルが作成されるようになった。

何か変な設定が残ってしまったのだろうか。謎だがとりあえず動作するようになったので
よしとする。

個人情報を取得すること

Carrier IQが海外で大きな問題になったようだが、その日本版としてシャープのLifeLogService問題がある。

IS05、LifeLogServiceを利用するアプリケーションたち(grep結果)

を見ると、この情報の取得っぷりには驚くばかりだ。

auのAndroidマーケットにアプリを登録する際に、auはマーケットで変なアプリが流通しないように、機械的にどのような情報にアクセスするかを取得し確認、そして、正しくユーザに伝えているかを実操作して確認している。幕張メッセで行われたスマートフォン&モバイルEXPOでその技術を見せてもらい、いろいろ質問させてもらったが、auが正しく個人情報を扱おうとしている姿勢が伝わってきた。

にも、関わらず、これである。

TwitterでKDDIに質問した回答が流れている。


auのシャープ製Androidスマホ「INFOBAR」での「LifeLogService」なるサービスに関するKDDIの回答

KDDI「Android OSに搭載されている各機能を正常に機能させるためのアプリの一つというのが現時点での最終的な回答」

のように、嘘を答えて終わらせようとしている。このずれはどこで生じてくるのか。シャープのアプリの動作なのだから、KDDIはシャープのせいにすることができたはず。シャープのせいにしないということはKDDIも関わっているのだろう。許可はしたと見える。きっちり、専門性を持った人が判断するプロセスになっていれば、このようなことはおきない。数人の企業なら全員が考えもしなかったということはありえるが、社内にわかる人がいるのだから。

少し前であれば、マスコミに広告などできっちりお金を払っている企業は、刑事事件にでもならない限り安泰だった。しかし、状況を変えようとしている人たちが増えつつある今、
変わっていくだろう。嘘で切り抜けようとするのはあまり得策ではないのではないだろうか。KDDIとシャープはこの賭に勝てるだろうか。

バルス

ジブリ映画天空の城ラピュタがテレビで放映されたときに主人公たちが唱えるのに合わせて、Twitter等に書き込みを行うことが行われている。

これを行う人たちはテレビを録画ではなく放送で見ているということだ。テレビの視聴率が下がってきているとよく言われる。実際下がってもいる。スマートフォン・携帯電話との時間の奪い合いに負けているというのも一面だが、一家団欒としてすごす時間が減り、放送として見る価値が低くなっている面ある。

繋がっている感を感じるには、同じことを体験する時間を持つことが役立つ。その上で、テレビ放送はお手軽なものだ。もっと、放送局側も他の人と繋がりながらみたいという番組を増やすことで視聴率はあがってくるはずで、それがやりやすいスポーツでも実況のやり方や構成も変えることが重要ではないか。テレビがもっと視聴者を誘導してもいい。

昔なら2ch実況板、今ならTwitterが大きな役割を果たしている。もっとうまくテレビとソーシャルをつなぐことでもう少し層が厚くなる。ニコニコ動画は頑張っているようだが、上の世代にはまた別のアプローチがある。

2011年12月13日火曜日

AdBlock Plusのマネタイズ

拡張機能「AdBlock Plus」に「受け入れられる広告」表示機能、波紋を呼ぶ

しかし先週公開された開発者向けバージョンには、一部の広告をホワイトリストによって例外的に表示させる機能が組み込まれていた。
(中略)
Palant氏は、すでにいくつかのウェブサイトをホワイトリストに掲載することで「合意している」と述べているが、どのような条件のもとで合意したのか、金銭の授受が伴っているのかなどは今のところ不明だ。 

金銭の授受は不明となっているが、おそらくあるのだろう。広告をカットして、いくつかの広告は例外で認めることで利益を生み出す。プラットフォームのようになれるとこういうことができる。うーむ、興味深い。この考え方は他に応用できないだろうか。

そもそもブラックリストも人為的にやっていることから考えると、除外することができるわけで、ホワイトリストを人為的にやったところで本質的には差がない。

しかし、ユーザにそっぽを向かれて別のものにうつられてしまうと意味がなくなってしまう。そこで、こっそりではなく様子を見ながら、どこまでなら受け入れられるかを試していくのだろう。さて、着地点はどこになるのか。

リビングPC

AVラックに収まる高級“リビングPC”——「LUVLIB i101X」を試す


そこで別のアプローチからリビングルームに進出しようとするPCが登場してきた。

そんなことなく、むしろ、王道的なアプローチ。たとえば、富士通のFMV-TEOはリビングPCと銘打って、HDMIでテレビと接続する形態で、横置きデザインだった。見てみると、2009年夏モデルを最後になくなったようだ。

誰もが考えるアプローチをとり、失敗したモデルが積み重なっていく。しかし、あるとき、市場から受け入れられる。

何かそれを分けるのか。

機能的な違いがあるのかもしれないし、他のプロダクトでユーザに慣れが出ているなどの時期の問題かもしれない。価格の問題かもしれないし、メーカーのブランドや宣伝の巧みさかもしれない。成功すれば、後付けで何とでも言えるのであり、メディアは好き勝手に言うので、結局よくわからないことになる。

でも成功確率をあげるには、欲しいという感情を引き出るように、プロダクトを丁寧に作ることだろうな。Appleのように。

このLUVLIBというのは現状ではうまくいかないのは、この記事だけでわかる。

実店舗で見て購入はアマゾンで

アマゾン、価格比較アプリ利用で割引キャンペーン


お店でいろいろ見るが、買うのはネット、という人は結構いるはず。なかなか実際に見てみないと判断つかなかったり、見てみることで欲しいという感情が生まれてきたりするため実店舗は行くのだが、ネットで買う方が安い。だから、今この瞬間に欲しい、というぐらい感情が高ぶらなければ、安い方を選びたくなるのはわかる。しかし、そういう人でも、その実店舗でまったく買い物をしない、という人はまれで、ちょっとしたものを実店舗で買うことで、少しは貢献したりする。ある程度のモラル的な感情を人は持つからだ。

このアプリは実店舗にかなり挑戦的だ。そういうモラル的な部分を取り除くことに役立つ可能性がある。こう買うのが当たり前なんだよ、となると、考慮するようなことはなくなる。実店舗には大きな危機だ。そもそも、このアプリがなかったところで、傾向はあるので、加速されるというだけだろうとはいえ。

しかしほんとうに実店舗がなくなるとアマゾンも困ることになる。メーカー特に大企業は実店舗に考慮する必要がなくなり、直接販売すればいいことになるからだ。代わりに大企業はショールームやイベントで商品を見てもらうことになるのだろうか。別の手段があるかもしれない。それとも、アマゾンはアマゾンで販売することに付加価値をつけられるのだろうか。電子書籍などのデジタルコンテンツについては残るだろうから可能なのかもしれない。そして、アマゾンになければ世の中に存在しないのと同じ、ぐらいの強さになるのだろうか。

webOSのオープン化

HP、「webOS」のオープンソース化を明らかに 


webOSのオープン化がニュースになっている。

iPadでは2倍高速になった『webOS』の悲劇


過去にはこういう記事もあった。

HP社製のハードウェアは、同チームの技術革新を阻んでいたという。

大企業にありがちな、さまざまな技術を持っていながら、それをうまくまとめあげることができない問題が生じていたのだろう。オープンソースになったところでハードがないと困る。

なお米メディアの報道(TechCrunch)によると、Whitman氏は2013年にはwebOS搭載タブレットを開発する計画だと語っている。

とはあるもののそれだけでは何も変わらないだろう。というか、そもそも本当に出るのか。出さないんじゃないか。出す理由がよく分からない。携帯は出さないがタブレットだけ出すなんて、タブレット専用OSということになるがそのようなことはありえるのか。

このOSを使おうとするモチベーションは何になるのだろうか。HPにGoogleのAndroidに対するほどの何かがあるのか。GoogleはAndroidによりGoogleのサービスを使わせてその結果は利益になっている。しかし、HPにどんなビジネスモデルがあるのだろうか。むりやりいろいろなハードに載せてやろうとするパワフルな変わったやつが出てきたらわからないが、消えていく技術になるのだろう。

2011年12月7日水曜日

走る、リアル sl コマンド

走る、リアル sl コマンド
実際の SL(を模した顔付きのプラレール)
ってトーマスかよ。アニーとクララベルの上に穴を開けて基盤や電池を載せている。そうか、こういうのなら作れるんだな。いい発想だなあ。

公衆無線LANのおそろしさ

ConnectFreeが問題ではないか、とTwitter上で賑わっているようだ。

怪しいアクセスポイントに接続してはいけない。ということはよく言われること。無線LANのアクセスポイントが、通信の経路になっている場合、盗聴 (っていうのもおかしいけど) や改竄ができる。ありがちな無料の公衆無線LANのアクセスポイントでは、最初のアクセスを宣伝ページにリダイレクトするぐらいなのだが、ConnectFreeでは改竄してJavaScriptを埋め込むことでさまざまなことをしている。

- サイトを表示している画面の上部にバーが出る
- Google Analyticsの埋め込み
- Amazonアクセス時のアフィリエート組込み
- Twitterのアカウントを端末とアクセスポイントのMACアドレスと合わせて送信
- Facebookのアカウントを端末とアクセスポイントのMACアドレスと合わせて送信

一番上は、まあ、誤解しない範囲にも見えるので、本当に問題になるかはわからないな。ユーザへの説明が足りないということはあるかもしれないが、ユーザへ説明すればユーザは受け入れられるでもあると思う。2, 3番目はおそらくGoogleおよびAmazonの規約違反にはなるだろう。同一性保持権には反しそうではあるが、それ以外、法律でどうなるかはよくわからない。
しかし、3番目は、他の情報と突き合わせて、誰が何を買ったがある程度正確にわかることになるので、駄目だろう。4, 5も、個人に関する情報とは何かでいろいろ言う人はいるかもしれないが、基本的には駄目だろう。

でも、そもそも、アカウントはJavaScript使って送信しなくても、経路になっているんだから、単に通信内容を見て、その内容を別ルートで送ればいいだけなのに、なぜばれる方法をとるのかが謎。Twitterをきっちり見てみると、そのようなことを言っている人もいる。

それに対するConnectFree側の言い分は、「利用者が犯罪を犯したときに犯人を追跡できるようにするため」か。Amazonのアフィリエートの件はすでにやめたということだが、それが説得力をなくしている。

いずれにしろ、いずれ高木浩光氏のサイトできっちりした話が読めるのだろう。楽しみだ。今サイトを見てみると、
ご愛読の皆様へお知らせ:Google Analytics使用開始の予告というのがある。関係するのだろう。

(更新)
他のこともやめたようだ。プレスリリースが出ている。読売新聞の朝刊の社会面にも載っていた。結構、大事になってんだな。
(更新)
公衆無線LAN会社、情報改ざんの疑いも
飲食店や商業施設などでインターネットを利用できる公衆無線LANサービスを提供している「コネクトフリー」(東京都)が、利用者に無断でツイッターのIDなどを傍受していた問題で、総務省は通信の秘密の侵害を禁じる電気通信事業法に抵触する恐れもあるとして、近く同社から事情を聞く方針を決めた。
 かなり大事じゃないか。

2011年12月2日金曜日

なぜ批判はそこへ?

AndroidとiOS、プライバシーを丸裸にするソフトが仕込まれていたことが発覚 提供元は「携帯事業者とメーカーの品質管理のため」と主張

これがきっかけとなり、端末を販売する携帯キャリアや、このソフトの製造元である米Carrier IQへの批判が高まっている。

なぜだ。批判されるのはスマートフォンのベンダーではないのか。

Carrier IQ問題、各社の反応--アップルやRIMなどが声明

こっちの記事を見ると、

スマートフォンメーカーHTCの反応は一歩踏み込んだものとなっており、Carrier IQを「デバイスに搭載するよう多くの米国キャリアから求められている」とAll Things Dに語るとともに、さらなる情報についてはキャリアに問い合わせるよう勧めている。

とある。なるほど、キャリアが批判されるのは、理解できた。HTCが責任逃れするには弱いかもしれないが。

Androidに入っている規模だとオプトインにすることが望ましいと思うが、いずれにせよ、ユーザへの説明と、嫌な場合の対処方法を提供していれば問題はないのではないだろうか。特にiPhoneでは、

Appleに送信されるすべての診断データについて、その情報を共有するには顧客が自主的にオプトインする必要があり、顧客がオプトインした場合、データは匿名かつ暗号化された形式で送信され、それに個人情報が含まれることはない。われわれは、キーストローク、メッセージ、その他の個人情報を、診断データのために記録したことは一切なく、今後もそうするつもりはない。

であり、ここにかかれていることが正しければ、特に問題視する必要はないように思われる。

キャリアやベンダーにこっそりいれたわけではないのに、Carrier IQに矛先が向かった理由はなんだろう。対応の仕方が悪かったとかかなあ。

スマートフォンのトラブル

従来の携帯電話がよりよくなったものと思って、スマートフォンを買ってしまうと大変だ。

国民生活センターが発表した。

「使ってみたら、操作しにくかった」「思っていた内容と違った」「購入して間もないのに、不具合がでた」「不具合が続く」などが原因で解約をしたい等という相談が多い。

現時点ではまだそういうもんだもんな...。

苦情の例もいろいろかかれている。

ショップに電池の消耗が激しすぎるので、交換してほしいと申し出たが、「スマートフォンは、こういう物である」と言われた。しかし、パンフレットには、連続通話時間400 分、連続待受時間230 時間と記載があるので、納得できない。

メーカには、待受時間230時間とか書かずに、スマートフォンは毎日充電するもの、使い方によっては数時間ごとに充電するもの、としたほうがいいのだが。メーカーは標準に基づいた方法で測定してそれを載せる。そして、その値が他メーカーに負けないように努力する。ユーザーはおきざりにされる。PCもそうだが、インチキではないが、現実的でない数値になってしまう。

今まで月々3,000 円の支払いだったこと、今後の支払い額もほとんど変わらないことを何度も確認し、スマートフォンを予約した。担当者から二段階制のパケット料金定額プランを勧められ、「インターネットを使用せず、メールも400 字で10 数回なら数百円になります」と言われた。1カ月後に請求書を見たら9,000 円台の請求になっていたが、ショップに出向くと、「スマートフォンはインターネットをしなくてもソフトの更新をしているのでパケット料金は上限額(約6,000 円)になるんです」と言われた。

きっちり担当者は説明していたという可能性もあるが、文字通りのことがあったとすると、詐欺だな。

毎日、午後9 時から午前1時30 分まで、インターネットでドラマが配信されているので見たいと思い契約したのに、通信の速度制限がかかり、動画を見ることができない。
(中略)
携帯電話会社の相談室に苦情を言ったら、前々月のパケット通信量が1,000万パケットを超えると速度制限がかかると言われた。1,000万パケットだと、1 日自宅で動画が10分程度しか見られない。

1000万パケットだと最大で1.28Gか。1日10分ということは1カ月は10分x30日で18000秒。ということは、だいたい60kbps強ぐらいの換算か。うーん、高ビットレートではないのか。この規模なら見られなくなるのはひどいな。事前説明がなかったのだとしたら、よくない。

2011年12月1日木曜日

もりのおべんとうやさん 舟崎靖子 舟崎克彦

もりはおもしろランドの9巻。
なぞなぞが好きなスカンクのおべんとうやさん。毎日、なぞなぞをだし、正解が出なかった場合は、弁当を作らない。ある日、夜中の12時に弁当をとりにいくという注文があった。誰が来るのだろうと考えて、おばけでは、と思ったスカンクさん。夜中の12時に大きなリュックサックを見つけた。そして、リュックサックが動いたのにびっくり。下にはモグラがいて、注文したのはもぐらだった。あまりにおどろいたスカンクさんは、それ以降なぞなぞを出すのをやめたという話。

うーん、いまいち。弁当を作って誰のかをあてるなぞなぞというのがあまり面白くない。弁当があまり弁当っぽくない絵なのも駄目なのかもしれない。あまり、息子にもうけなかった。


2011年11月30日水曜日

docomo Healthcare

ドコモ、健康管理コンテンツ「docomo Healthcare」を12月から提供

このままではつまらない。こんなめんどくさいサービス、誰も使わないだろう。

docomoもまずは作っただけでここからと思っているんだろうな。さて、ここからどこまでデータの入力を自動化できるだろうか。他のサービスとつなげられるだろうか。どう広げて行くつもりなのかが楽しみだ。

インドアGoogleマップ

これまで建物内はマップ上で表示されなかったが、一部の場所は表示されるようになっている。構内図をアップロードする仕組みを作っており、今後広がっていくのだろう。

利用可能な箇所を見てみると、現時点は東京近辺だけのようである。

さすがに渋谷は細かいな。


横浜駅を見てみると、すごく一部だけだ。えっ、ここだけだったっけ、何かあるのは、と一瞬思ってしまう。これは、東急の横浜駅だけ対応したということなんだろう。横浜駅は京浜東北線の主要駅ではないということだな。

東急に関しては一覧にこどもの国線主要駅まである。しかし、こどもの国駅には何もない。
こどもの国線の主要駅ではないというのか。というか、こどもの国線にインドアな駅なんてない。長津田駅があるからということなんだろうな。確かに長津田はある。それは田園都市線と共通なんだからずるい感じがした。


屋内で友だちを見つける、というところからは、屋内でもLatitudeを使えることがかかれている。インドアの位置情報も提供するということだろうが、どうやって、屋内測位をするんだろうか。GPSは使えない範囲と考えると、WiFi測位なんだろう。そうだとすると、精度はあまりでないはず。特に、GPSが使えない範囲が広いとすると、WiFiアクセスポイントのBSSIDとGPSの対応づけをするのが難しい。現在の自動で作るマッピングではあまりいいデータにならないはずだ。Pedestrian Dead-Reckoningのような手法で補足できるのか。それとも、構内図に加えてBSSIDの情報も提供するのか。Googleの人海戦術で調査しきるのか。

2011年11月29日火曜日

どうしてPCを魅力ないものにしたがるのか

学生のPC活用を促進、WDLCが「Digital Youth プロジェクト」

ウィンドウズ デジタル ライフスタイル コンソーシアム(WDLC)が若年層によるICT活用の促進や、そのコミュニケーションスキルの向上などを図る「Digital Youth プロジェクト」を12月1日から開始するというニュース。

この中で、「SUPER ROOKIES」と呼ぶキャンペーンが行われて、「PCで実践してもらいたい7つのシナリオ」を提示している。この7つのシナリオは以下。(写真がぼやけているので間違っている可能性もあり。)

モバイル高速通信 - いつでもどこでもMy PCを
SNS活用 - Facebook/Mixi つながりを大事に
PC/スマホ使い分け - TPO別に効果的な使い分けを
Office利活用 - 社会に出たら必須のスキル
OneNote活用 - 講義ノートやサークルの連絡にも
創造力語学力 - skype Windows Live 学習も、海外とのコミュニケーションも
趣味娯楽 - PCとの連携。利活用でさらに楽しみが広がる

このシナリオを実践して、PCに魅力を感じると思っているのだろうか。スマートフォンで十分だよね、ということと、社会に出たらMSOffice使うしかないんだよ嫌でもな、他のことするついでにPCも使って、というメッセージしか伝わってこない。特に創造力と書きながらskypeってどういうことなのだろうか。

本当にWindowsで実践したいのこれ?

そうだとすればWindowsはもう終わりだよ。いやいやながら使わないといけない人だけが使っているだけの存在だ。これは、むしろ、PCへのネガティブキャンペーンに見える。なぜこうなってしまうんだろう。もっとPCは楽しいものじゃないのか。参加企業が増えすぎてうまくいってないのだろうか。それともPCの未来へ自信を失っているのだろうか。

ようやく日本で使えるNexusが発売される

Nexus One、Nexus Sは国内キャリアから発売されなかったこともあり、輸入して購入したとしても、電波法違反であった。技適の試験はクリアしているにも関わらず、技適マークがないからである。

そのせいで企業内では使われているのに、正式な展示会では使えなかったりする。何かの展示会で、電源オフのまま展示してあるのを見たときは、何だこの未練たらしさは、と思った。Nexus Sでも使えますということを言いたいのだろうが、使えるって確認したってことは使ったんでしょ、と。もちろん、外国で確認しました、ということもありえるので、それ自体は問題ないが、なんというグレー感だ、と。

NFCもそのまま載せた状態で発売されるとのことで、NFCをまともに使えるスマートフォンとしても初になる。ようやく大手を振って使える。

2011年11月28日月曜日

アンチウイルスソフト

Windowsでは当然のようにインストールしていたアンチウイルスソフト。Macでは何もインストールしていなかった。Macのウイルスがそれほどないとはいってもやはり何かを入れといた方がいいだろう。探してみるとフリーのもので、Sophos Anti-Virus for Mac Home Editionというのがあり評判は良さそうである。これをインストールして使ってみることとする。インストールについては難しいところはなく何も問題はなかった。

怪しいサイトからのトラフィック

Bloggerには、統計情報として、どのサイトのリンクから訪れたかを見る機能がある。それを見てみると、domar.ruというサイトからのトラフィックが一番多い。何も考えずに、クリックしてサイトを訪れてしまうと、「FREE VIDEO Reveals $1407 Per Day Software」とか書かれたページへ。しまった、怪しいサイトに言ってしまった。こういうのを、referer spamというらしい。refererヘッダにインチキサイトのURLを書いておき、いろいろなサイトにアクセスしまくっているのだろう。

2011年11月26日土曜日

もりのクリーニングやさん 舟崎靖子 舟崎克彦

もりはおもしろランドの8巻。
うさぎさんは森のクリーニングやさん。いつものように、沼で洗濯して店で干すことを繰り返していると、あなぐまさんのシーツがなくなっているのに気づいた。いろいろ探しまわると、レストランのテーブルクロスとして使われているシーツを発見。しかし、三角と四角と丸の穴が切り抜かれている。その切り抜かれた部分は色が塗られ、床屋さんに干してあった布、お天気相談所のお日様のマーク、いのししさんのハンカチとして、使われていた。それを取り返し、縫い直して干しました。という話。

だめだろ、もう、これは、取りにきた客、普通怒るよな。とか考えてもしかたないのが、このもりはおもしろランドシリーズ。この話では、あなぐまさんがとりにくるところは描かれていない。飛んできたシーツを勝手に使うなよお前ら、というのも考えても仕方ない。でもこれで、見つかってよかったね、という感想は言えないよなあ。読み聞かせをどういう方針にするか悩ましいお話。

もりのとけいやさん 舟崎靖子 舟崎克彦

もりはおもしろランドの7巻。
ふくろうのとけいやさんは昼は寝ていて、夜に仕事をする。ある晩、いつものように時計の修理をしていると、いやに静かなのが気になった。そこで、他の人の家を訪ねてみたところ誰もいない。最後の1軒で、拍手の音が聞こえ行ってみると、もぐらさんの結婚式がやっていて、そこにみんな集まっていたのでした、というお話。

もぐらさんは結婚式の招待状を当日の午前に持ってきていたのだが、当日に言うなよ、とか考えると話がなりたたなくなるので、そんなことは考えてはいけない。このシリーズは所詮動物だから、と念頭に置かないと変なところでひっかかってしまう。他の作品と同様のんびりゆったりとしたお話で、いろいろな動物の面白い姿が描かれていて楽しめる作品。

どんぐりむらのぱんやさん なかやみわ

どんぐりむらのぱんやさんのお客さんたちは新作パンを楽しみにしている。新作パンを作るためにパン屋さん夫婦はいろいろ試していたがうまくいかず、保育園に通う2粒の子供たちとの遊園地へ行く約束を延期することにする。子供たちは新作パンができれば遊園地に行けると思い、代わりに作ろうとするが失敗、特大のおばけパンが出来上がる。それを見て、パン屋さんは、おばけパンをどんぐりの木に見立てて、ドングリの形をしたパンをそれに飾って売ることを思いつく。そして、そのパンは大人気になった。という話。

息子は、家でパンを作るのを手伝うことがあるからか、非常に好きなお話。途中で、子供たちが、「ぐるぐるぐるぐるまぜてまぜて」などとパンを作るシーンが描かれているが、特にここが好きなようだ。別に締め切りがなさそうなので、新作パンができていなくても遊園地行けばいいんじゃないの、と思った。そらまめくんやくれよんの話に比べると、少し長い話なので、内容は難しくないが、楽しめるのは4歳ぐらいからかな。

2011年11月24日木曜日

Sensus

セーターでんわについて書いたが、先端作品部門のほう、Sensusもいい。
考え方としては、現代ビジネスで述べられている通勤電車の中で社会貢献ができる「マイクロ・ボランティアリズム」という潮流で述べられているエクストラオーディナリー社のプラットフォームに近い。

これと同じように、NPOと結びつけるような方向に行くのだろうか。別のビジネスか、それとも、アカデミックな場で終わりか。こういうのになると、大学院生のパワーが出るなあ、と思う。

セーターでんわ

携帯電話とセーターが融合——慶大のスマホコンテスト、最優秀賞を発表


小学2年生の子が最優秀賞をとっている。なんじゃこの賞は、小さい子向けか、と思ったが、応募資格は、小学生から大学院生までいけるようだ。

一次審査通過作品を見てみると、「セーターでんわ」がこの中では、抜けていると感じた。「ウゴケー」も自分の感覚的には好きだが。どれにしろ、今の技術では実現できなさそうなものを考えているのだから、何でもいいはずなのに、年をとると、定型的な夢にはまってしまうのだろうか。

違うか、自分が小学生のころを思い起こすと、たいしたこと考えてなかった。子供だからおもしろい発想というわけでもないな。教育や才能もあるんだろう。慶応幼稚舎+(いわゆる)キラキラネームだし、発想面でのいい教育も受けていそうなことがうかがえるが。

自分が小学生のころ同レベルになるには親はどうすればよかっただろうか。まず手を動かして何か作るあたりから息子を鍛えることにするかな。

2011年11月23日水曜日

REGZA Phone T-01Dの不具合

富士通東芝製のAndroidスマートフォンで不具合が出て、発売初日に販売停止になっている。
ドコモ、「REGZA Phone T-01D」の通話・通信できない不具合の原因を発表

問題発生条件は、
・電池残量が5%以下になった場合
・初回電源投入時
のどちらかである、とのことである。
しかし、そうだとすると、客からの不具合の報告件数が、1割以上もあるのは多すぎないか。だいたい、何かおかしかったら、とりあえず、再起動するだろう。それに、バッテリ残量が少なかったら、充電するだろう。携帯電話でもバッテリが少ないときに、電話がかけられなくなる。もちろん、普通メッセージは出るので、ユーザは状況を理解できるところが違うし、
それに5%は限度にするのはやりすぎだが。

一般ユーザ向けの電話だ、と考えるとそうでもないのだろうか、それとも、店頭の確認で動作しないので問題となったのであろうか。違うな、お客様申告件数が657件なのだから店頭ではないな。うーん、不思議だ。

ARROWS Tab LTE F-01Dの残念なところ 2

バックグラウンドで動作しているアプリが多すぎる。入浴カウンターなんて使う人ごくわずかだろう。それを本当に全端末で動作させてないと駄目なのか。ランチャー画面に入浴カウンターというのはない。ウィジェットのようだ。他にもキッチンタイマーやできたよカレンダー(きいろ)など。アンインストールできないものがごくわずかとはいえCPUを使うことが気になるところだ。

TSUTAYAやモバゲーやグリーなど多くのアプリは、アプリダウンロード用のアプリになっていて、アプリの実体のインストールは、ユーザがするようになっている。容量を使わないというメリットや最新バージョンを入れられるメリットもあるだろうが、分離にはユーザへの許諾確認が抜けないようにするという面も大きいのかもしれない。

power_profile.xmlがデフォルトのままだ。電池消費量ビューアで確認することができる。

2011年11月19日土曜日

カメラを使用不可にする方法

Android 4.0から、DevicePolicyManagerにカメラを使用できなくする機能が搭載された。SDKのサンプルに使用例がある。
android-sdk¥samples¥android-14¥ApiDemos¥src¥com¥example¥android¥apis¥app¥DeviceAdminSample.java

必要な部分を抜き出すと以下のようだ。
static final private int REQUESTCODE = 1; 
DevicePolicyManager mDevicePolicyManager = (DevicePolicyManager)getSystemService(DEVICE_POLICY_SERVICE);
ComponentName mComponentName = new ComponentName(this, DeviceAdminReceiver.class);
Intent intent = new Intent(DevicePolicyManager.ACTION_ADD_DEVICE_ADMIN);
intent.putExtra(DevicePolicyManager.EXTRA_DEVICE_ADMIN, mComponentName);
intent.putExtra(DevicePolicyManager.EXTRA_ADD_EXPLANATION, "Explanation");
startActivityForResult(intent, REQUESTCODE);
これを呼び出すことで、ユーザに承認を得るための画面を表示されるようだ。
    @Override
    protected void onActivityResult(int requestCode, int resultCode, Intent data) {
        switch (requestCode) {
            case REQUESTCODE:
                if (resultCode == Activity.RESULT_OK) {
                    Toast.makeText(this, "Admin is enabled.", Toast.LENGTH_SHORT).show();
                } else {
                    Toast.makeText(this, "Admin is not enabled.", Toast.LENGTH_SHORT).show();
                    this.finish();
                }
                return;
        }
        super.onActivityResult(requestCode, resultCode, data);
    }
ユーザの承認を受けたかどうかを判定するにはこの処理が必要だ。

mDevicePolicyManager.setCameraDisabled(mComponentName, true);
 そして、カメラを不使用にするには新しく追加された上記のAPIを呼び出す。仕様可能にするには、falseにすればいい。

mDevicePolicyManager.removeActiveAdmin(mComponentName);
そして最後に上記を呼び出す。

<?xml version="1.0" encoding="utf-8"?><device-admin xmlns:android="http://schemas.android.com/apk/res/android">    <uses-policies>        <disable-camera />    </uses-policies></device-admin>
 ポリシ設定も必要なようだ。上記のxmlファイルを作成する。上記のファイルをxml/device_admin.xmlとする。

        <receiver            android:name="android.app.admin.DeviceAdminReceiver"
            android:permission="android.permission.BIND_DEVICE_ADMIN" >            <meta-data                android:name="android.app.device_admin"
                android:resource="@xml/device_admin" />
            <intent-filter >                <action android:name="android.app.action.DEVICE_ADMIN_ENABLED" />            </intent-filter>        </receiver>
 AndroidManifest.xmlに上記の追加が必要だ。特にカメラのオンオフだけだと不要だったが、DeviceAdminReceiverを継承したクラスを作ってそれを設定することもできる。
ユーザの承認画面は以下の画面。


カメラを使用不可にした場合は、カメラを起動すると以下のようにメッセージが出る。

2011年11月18日金曜日

どうして翻訳はこうなってしまうのか。

AndroidのGoogle+アプリの最初。

この画面のどこに[承認]が? 
翻訳する人はアプリを使って確認することはしないのだろう。

ICS4.0.1のpower_profile.xml

Android IceCreamSandwich 4.0.1のソースが公開された。その中でmaguro用として、以下のpower_profile.xmlが含まれている。


<?xml version="1.0" encoding="utf-8"?>
<!--
**
** Copyright 2011, The Android Open Source Project
**
** Licensed under the Apache License, Version 2.0 (the "License")
** you may not use this file except in compliance with the License.
** You may obtain a copy of the License at
**
**     http://www.apache.org/licenses/LICENSE-2.0
**
** Unless required by applicable law or agreed to in writing, software
** distributed under the License is distributed on an "AS IS" BASIS,
** WITHOUT WARRANTIES OR CONDITIONS OF ANY KIND, either express or implied.
** See the License for the specific language governing permissions and
** limitations under the License.
*/
-->

<device name="Android">
<!-- All values are in mA except as noted -->
<item name="none">0</item>
<item name="screen.on">200</item> <!-- min brite -->
<item name="bluetooth.active">150</item>
<item name="bluetooth.on">1</item>
<item name="bluetooth.at">1</item> <!-- TBD -->
<item name="screen.full">160</item> <!-- 360 max on calendar -->
<item name="wifi.on">1</item>
<item name="wifi.active">150</item>
<item name="wifi.scan">200</item>
<item name="dsp.audio">150</item>
<item name="dsp.video">200</item>
<item name="radio.active">150</item>
<item name="gps.on">55</item>
<item name="battery.capacity">1750</item>
<item name="radio.scanning">90</item> <!-- TBD -->
<!-- Current consumed by the radio at different signal strengths, when paging  -->
<array name="radio.on"> <!-- 1 entry per signal strength bin, TBD -->
<value>3.0</value>
<value>3.0</value>
</array>
<array name="cpu.speeds">
<value>350000</value>
<value>700000</value>
<value>920000</value>
<value>1200000</value>
</array>
<!-- Power consumption in suspend -->
<item name="cpu.idle">7</item>
<!-- Power consumption due to wake lock held -->
<item name="cpu.awake">20</item>
<!-- Power consumption at different speeds -->
<array name="cpu.active">
<value>120</value>
<value>228</value>
<value>299</value>
<value>397</value>
</array>
</device>

全体的に、NexusSより電力消費が大きくなっている。GPSまで大きくなっている(50->55)のが謎だ。radio.onは下がっている(3.4->3.0)が、TBDと書かれているので実測値ではないのかもしれない。UKではすでに発売されたようだが、この値とは変わっているのであろうか。バッテリが長持ちするようになったという話もある。バッテリ容量が大きくなっているとはいえ、あまり改善しそうに思わないのだが。日本発売を待って確認したい。12月になったようで、待ち遠しい。

ARROWS Tab LTE F-01Dの残念なところ

カレンダー端末のところで書いた通り、可能性を感じさせてくれる端末だ。

一方で、残念なところもある。お金を払わないと使えないアプリを多く載せているところだ。これは何だろう、と起動すると、金払えと言われるでは、この端末を買った人はがっかりするのではないか。たとえば、ひかりTVモバイルは2011年内のみ無料でそれ以降は有料アプリにアップロードが必要。TSUTAYA TVは有料のビデオレンタルのみ。Bee TVは有料契約が必要など。

おそらく、こういうアプリを載せることでメーカーはソフトベンダーからお金を受け取っているのだろう。それにより端末価格を下げられるのだろうから、それほど悪いことではないとも思う。一方で、このアプリ群は、システムアプリとしてインストールされている。ルートをとれば、/system/app/配下から消すことができるだろうが、ルートの取得方法は公開されていない。今のところ、とれたという報告もなさそうだ。したがって、入ってるだけならまだしも消せない状況にある。PCを買った人がやる最初の作業がいらないアプリを消すことだ、ということがよく言われるが、このタブレット端末にいたっては、それもできない。

他、細かい部分ではあるが、バッテリが空になった状態から、充電しながら使用することができないところだ。バッテリが空になった状態でも、充電ホルダにおいた状態では使えてほしい。電源は入り、画面のロック解除まではいくのだが、そこでオフになる。この現象自体は、おそらく、ARROWSに限らないことだとは思うが、ARROWSではせっかく充電ホルダにおいた状態で使うということができることを考えると残念だ。縦画面でしか使えないアプリ(Hulu)があるのも残念だ。他にもある一定以上バッテリ残量がないと、ワンセグの録画が動作しないという現象もある。予約録画ならまだ理解できるが、手動録画でなぜバッテリ残量が関わってくるのだろう。充電ホルダにおいている状態であれば録画できてもいいのではないだろうか。信じられないぐらい充電に時間がかかることからよけいにそう思ってしまうのだ。

ハードウェアは非常にいいと思う。防水されているのもいい。思ってたいたよりは軽く感じられ、持った感触はいい。ソフトウェアに関わる部分は、アップデート対応できる部分でもあり、ユーザーの要望次第とも言えるだろう。ユーザーが声をあげていけば、よりよい端末に今後なっていくと感じた。

カレンダー端末

Galaxy Tab 10.1 LTE SC-01D、ARROWS Tab LTE F-01Dと発売され、iPad以外の10.1タブレットも売れつつある。iPadは基本的にユーザが持って使う端末だろうが、一方で、これらのタブレット端末は置いて使うことが多くなるのではないだろうか。卓上ホルダーがついてきているので想定はされているのだろう。そして、この使い方が認知されると、カレンダー端末として使う方法が普及しだすのではないだろうか。

家庭では、家族が他のメンバーに伝えたい予定を紙のカレンダーに書き込むという情報共有方法がよく使われている。電子化することによって便利に、というのは誰もが思いつくにも関わらず成功した端末はまだない、ということで研究ベースでさまざまな工夫が考えられており多くの知見がたまってきている。

電子ペーパーの技術が進み、電力をほとんど使わず壁にポンと貼っておけるようにならなくては駄目ではないか、と自分は思っていたが、実際タブレット端末を置いて使ってみると、ソフトウェアの工夫でそれなりに使えるように感じた。蓄えられた知見を基にソフトウェアをブラッシュアップすれば、受け入れられるものになりそうにも思う。AppleはiPadをあくまでもパーソナルな機器として扱っていくだろうから、自由の利くAndroidタブレットはホームな機器としてしあげるのもおもしろい。

2011年11月17日木曜日

位置情報データベースからの無線APのオプトアウト

SSIDの末尾に_nomapを指定することでGoogleの位置情報データベースに登録されないことになった。参考ITProの記事

考え方としては、検索エンジンに登録されないために、robot.txtファイルをサイトに置くのに似ている。とりたてて公開しているわけではないのだが、公開していると宣言しているわけでもない情報の取り扱いは難しいものだ。欧州では、オプトアウト手段を提供すればよしとしたということで、この方式をとったということのようだ。

さて、次はどうやってみんなにこのことを伝えるかということだろう。欧州で売られるアクセスポイントにはマニュアルか設定時の画面にこの情報が載せられることになるのかもしれない。

よし、ストリートビューのオプトアウト方式として、壁に「_nostreetview」と書くとデータベース化されないというのはどうだろう。うーん、だめか。

顔認証

Android 4.0では顔認証によるアンロック機能が搭載されている。単純な顔認証であれば、写真を使えばごまかせる。それは、誰でも思いつくところ。だから、しょせんその程度と考えた使い方として載せているはず。しかし、記事を見ると、
The face recognition unlock thing is really easily hackable. Show it a photo.
に対して、GoogleのTim Brayは
Nope. Give us some credit.
とTwitterで答えたようだ。実際には、記事にあるように、ロック解除されている。

何を想定して回答したのだろうか。写真かどうかを判定しようと思えば、複数のカメラを使うか位置や向きを変えて取り直すかして立体感をつかむか、表情を変えさせるなど何らか動作をさせるか、といった写真では実現しづらい特徴を認識する必要があるだろう。そういう機能を入れたかどうかは開発者にはわかるはずだ。ということは何らか判定アルゴリズムは入っていて現時点では有効に動作していないという状況なのかもしれない。

テストした人が非常にうまく例外的に絶妙な写真が作れた可能性もあるので、入手したら試してみたいところだ。

2011年11月10日木曜日

リサとガスパールのクリスマス アン・グットマン ゲオルグ・ハレンスレーベン

バラディ先生にあげるクリスマスプレゼント。リサとガスパールで考えて、レインコートにすることに。そこで、ガスパールの家のシャワーカーテンを取り外して、ガスパールにカーテンを巻いて、切ってのりをつける。すると、ガスパールに引っ付いてしまってとれない。もう一回、切って貼ってできあがり。ガスパールのパパとママが見たらカーテンと気づくので色を変えようと洗濯。すると縮んでしまった。そこで、バラディ先生の犬ジャンクロードのにすることにした。そして、プレゼントして、バラディ先生とジャンクロードに喜んでもらった。という話。

ガスパールがリサに振り回されてるなかなか面白いお話。なんでシャワーカーテンが洗濯で縮むんだよ、と謎な部分もあるが、全般的にテンポもよく読みやすい。シャワーカーテンがなくなってしまったはずなのに、ガスパールは怒られなかったのだろうか。

リサのおうち アン・グットマン ゲオルグ・ハレンスレーベン

リサはポンピドゥーセンターのパイプの中にこっそり住んでいる。困ったことが一つあり、うちの周りがいつも人でいっぱいということ。しかし、火曜日は誰もいない。そこで火曜日の午後、建物中を探検。エスカレータの手すりを滑り台代わりにしていると、手すりから落っこち、平らな場所に着地。でも、そこから降りられず、叫ぶとパパが助けにきてくれた。という話。

リサ、えらいところに住んでるな。作者が好きな建物なのだろうか。前書きのところには、「もしもまだ、ここに足を踏み入れたことがなかったらぜひいらしてみてください。リサのいうとおり、本当にすてきなところですから。」と書かれている。

2011年11月9日水曜日

リサのこわいゆめ アン・グットマン ゲオルグ・ハレンスレーベン

リサは子供を狙うお化けオオカミの映画を見た。その夜、リサはオオカミが出てくる怖い夢を見る。ママやガスパールやパパに相談しても何日も怖い夢を見る。ビクトリアの4本目の歯が抜けたお祝いに動物園に行く。そこで、本物のオオカミを見た。怖そうじゃなかった。そして、怖い夢は見なくなった。という話。

少し絵は怖め。オオカミの絵がうまく怖い感じが出ている。しかし、怖がりの息子が怖がらなかったのでそれほどではないのだろう。途中に出てくるパパがオオカミを退治するアイデアの絵が少し面白い。

リサひこうきにのる アン・グットマン ゲオルグ・ハレンスレーベン

リサは飛行機の中。うとうとしていると食事が出てきた。食べていたところ、スクリーンで「カウボーイものがたり」が上映。しかし、見えない。コップの上に乗り見ていると、倒してしまいベットベト。スチュワーデスに洗面所で洗われた後、コクピットへ入れてもらうことに。そしてニューヨーク到着。おじさんが迎えにきてくれていた。

なぜ、リサを一人で飛行機に乗せることになったのかが謎。そりゃろくなことにならんわな。なぜ、コクピットに入れてもらったのかも謎。ガスパールも出てこないしあまり面白くない。スチュワーデスという言葉に昭和を感じた。

リサのすてきなスカーフ アン・グットマン ゲオルグ・ハレンスレーベン

学校でシラミが発生する話。
学校内でシラミがいる子がいたので、先生からうちで調べるように言われる。リサのママがリサを調べると、シラミを発見。シラミ退治のシャンプーをする。学校に行くと、シラミちゃんとからかわれて笑われる。そして、からかった子ベルティーユの誕生パーティにリサだけ招待されない。リサは泣き、バラディ先生はみんなに怒った。「シラミがわくのはふけつだからじゃないのよ シラミってものすごくうつりやすいからだれにわいてもおかしくないの!」。そして、ベルティーユの誕生パーティには誰もいかなかったらしい。理由はベルティーユとそのおかあさんが水疱瘡にかかったから。

あまり、他の絵本で見たことがないシラミネタ。自分も、子供の頃は不潔だからシラミはわくと教わり、そしてそう思っていた。そういう人向けに啓蒙も考えての話なんだろう。それにしても、最初に出てくるシラミ人形は何なんだ。フランスではシラミ発生時、学校の入り口にシラミ人形がぶらさげられるものなのか。

リサのいもうと アン・グットマン ゲオルグ・ハレンスレーベン

リサの妹が生まれる話。
リサのママのおなかが大きくなってきて、次の子供がもうすぐ生まれる。リサはやきもち。リサの姉ビクトリアもリサが生まれたときやきもちを焼いていたことをおばあちゃんから聞かされる。そして、電話がかかってきて、生まれたことを聞く。名前はリラ。リラが家にやってきたが、リサはつまらない。ビクトリアがやきもちやきとリサに言い、取っ組み合いのけんか。こっそりリサはリラを見に行く。リサはリラを大好きに。という話。

さて、うちは現時点では一人っ子なので、自分も一人っ子だったので、よくわからないが、兄弟ができるとどういうものなのだろうか。リサの場合は赤ちゃんを見ると一気に変わったが、敵対する話も聞く。下ができるときは事前にこういう絵本を読むといいのかもしれない。

リサとガスパールのであい アン・グットマン ゲオルグ・ハレンスレーベン

リサとガスパールが最初に出会ったときのお話。
ガスパールの通う学校に転校生としてリサがやってくる。似てる、とか、妹がいたなんて、とか言われて、ガスパールはリサがいやになってくる。そして、リサとガスパールで取っ組み合いのけんか。休み時間には、リサとガスパールが同じチームになって、かけっこ。リサのおかげで勝って仲直り。そして、最後は、仲良しになってマフラーを交換。

リサとガスパールのシリーズの中で上位のおもしろさ。裏表紙の要約のところもおもしろい。似てるも何も、リサとガスパールだけだろ、普通の人じゃないのは、という不思議な感じ。シリーズの他の本はリサの視点から書かれているので、ガスパール視点なのもなかなか新鮮。

2011年11月7日月曜日

ジョブスを誰と並べるか。

一番メジャーなのは、エジソンだろうか。
エジソンは発明家として言われることが多いが、やはり電力全体のシステムとしての事業化に成功したという実績が大きいだろう。そして、変わった人だったという点。スティーブ・ジョブズもiPodやiPadを発明したという言い方をされることもあるが、やはり実績としてはサービスからハードまでを通しての商品として成功した点だろう。そして、変わり者であったエピソードも多数語られる。並べるのはよくわかる気がする。

次は、ビルゲイツか。
2人とも自分が子供の頃からスターだった。それが、二人ともつい最近まで第一線で働いていたと考えると驚かされる。同じ世代で業界で超一流の企業を経営していたのだから、並べるのは当然と言えば当然。

ソフトバンクの孫正義は、レオナルドダビンチと並べていた。
レオナルドダビンチの印象は、さまざまな文献は残したもののひとつもものにならなかった、という印象。そのため、ジョブズと並ぶ感覚が自分にはないのだが、よくジョブズを知っている孫さんが並べるのだから、何かしら並べたくなる部分があるのだろうな。

日経BPITProの記事どうして iPhoneに「テールフィン」がついたのでしょうか(後編)を見ると、GMのCEOだったアルフレッド・スローンと並べている。セグメントを分けてモデルチェンジをするスタイルが、シンプルさを求めるジョブズでは自分には重ねようという感覚はなかったのだが、この記事では「ユーザー自身を物語るものである」というので重ね合わせていて面白い。

いろいろなひとを並べてみることから面白い発見があるかもしれない。

2011年11月3日木曜日

もりのレストラン 舟崎靖子 舟崎克彦

はりねずみさんは、森のレストランをオープン。あるとき、レストランのテーブルにカレーライスを注文する紙があった。しかし、どこに届けるかがなぞなぞになっている。なぞなぞを解いて行ってみると、次のなぞなぞがあってということが繰り返され、最後にたどり着いたのは、猫舌のスカンクさんの家。スカンクさんはカレーライスが冷めるように道草させたのだったという話。

そんなの別に道草させなくても、届いてから冷めるまでおいとけばいいだけの話だろ、と言うのはこのシリーズには通用しない。こいつら、動物だもんな、と思って、なぞなぞを解く中で出てくる動物たちのかわいらしさを楽しむものなのだろう。

SLれっしゃだいさくせん 横溝英一

4年生と2年生の鉄道ファンの兄弟が、SL会津只見号に乗って、会津若松から只見へ。途中、おねえさんたちと仲良くなって一緒に展望台に行ったり、ターンテーブルを見に行ったりする。只見からはディーゼルで小出に出て、上越新幹線で帰ってくる。という話。

鉄ちゃんのためだけの絵本。話は淡々と進んでいき、何か事件が起こる訳でもない。文章が長めなので、読み聞かせは大変なのだが、それでも息子には楽しいようだ。情景の描写がいい雰囲気で、実際に乗りにいきたくなる。

2011年10月31日月曜日

セミくんいよいよこんやです 工藤ノリコ

主人公のセミくんが目覚めて、地上に出てくる。幼虫からセミになり、そして、カブトムシのおじさんやスズムシさん、ミツバチくん、アオムシちゃんから、パーティで歓迎。ホタルさんの花火を見る。最後は、「ミーン ミーン、うれしいな いきてるってうれしいな ミーン ミーン ミーン!」で終わる。

息子のお気に入りの絵本の一つ。雰囲気がいいのだろうか。絵がかわいくてわかりやすく、メッセージも明快で、生まれてくることのすばらしさがうまく伝わるのかもしれない。
細かいことを気にする自分としては、この出てくる虫の中で、セミが一番長生きだろ、他の虫たちはどう考えてもセミくんより年下だろう、と思って違和感を感じる。地上で1週間しか生きられない儚さのイメージのほうが強いのかなセミは。どちらにしろ、幼児にはそんなことわからないからどうでもいいのだろう。

PCの未来 (2)

かっぱ寿司に行くと、半分ぐらいは、回転している寿司ではなく、タッチパネルで注文した寿司を食べている。回転寿しという仕組みが作られたときは非常に受け入れられたのに。大量生産から受注生産へとITによって揺り戻しがあったとも言える。

今は仮想的なものがサービスの主流になっているが、触れられるものへの揺り戻しが起こる。PCで次にくる大きな流れはパーソナルファブリケーションだろう。写真は家で印刷もできるし、写真屋さんでプリントすることもできる。ネットで送って配送してもらうこともできる。何から受け入れられていくであろうか。縫うに関してはミシンで今でもいろいろなことができるが、編み機も進化して、セーターぐらいならPCでチャチャっと書いて、機械にデータ転送してざっと編み上げるようなことができるようになるかもしれないな。やっぱり、アクセサリー的なものからだろうか。家では3Dプリンタで外観をつかむだけで、きちっとした素材の本物はネット経由で業者にやってもらうというあたりから入るのかもしれない。それだと、電子機器も範疇に入ってくる。

2011年10月30日日曜日

カーズ・トミカ コースに変身!マックィーン

トミカandカーズ好きの息子向けおもちゃ。

メーター版と同様シール貼りからスタート。シールの点数が多いため苦労する。タイヤが特に貼りづらい。しわがよらないように貼るのに一苦労。

マックィーンの形がコースに変わり遊べる。シューターと呼ばれるバネじかけと思われるものがついていて、それでコースを走らせることができるのだが、これが使いにくい。コースのある場所にセットしないといけないのだが、これがうまくつかない。3歳の息子にはつけるのに苦労している。そして、どうやっても少し斜めについて簡単にとれる。しかし、安全のためではあるが、ついていないとボタンを押しても反応しないようになっているため、きっちりつける必要がある。設計ミスにすら思えてくる。

メーター版とつなげられるが、単につながるだけで連携して何かできるという感じではない。また、片付けるのが難しいのもマイナスポイント。片付けにもシューターとりつけ位置があり、これが難しい。もう少し何とかならなかったのだろうか。

カーズ・トミカ 基地に変身!メーター

トミカ好きかつカーズ好きの息子に買い、それなりに好評。

まず箱を開けるとしないといけないのが、シール貼り。トミカやプラレールのおもちゃはまずそこから始まるのがつらいところ。とくに、このメーター、目を貼るのが大変。目の位置で印象が変わってしまうのに、どこに貼ればいいのかのガイドもない。貼るのはドキドキである。息子がやってそれなりにうまく貼れてしまったので助かった。

遊んでみると、スロープのところがあまりうまく動作しない。うまく行くときは、だんだんに滑り落ちて面白いのだが、うまくおりないときがある。仕組みが子供にはわかりづらいため、なぜ止まってしまうのかでどうしようもなくなってしまうところが少し問題。

2011年10月26日水曜日

年賀状

まだ気が早いと思うが、商戦的にはもう年賀状のシーズンだ。

amazonアソシエイトから、特別プロモーションネタのメールが送られてきたので見てみたが、スマートフォンからプリンタへの直接印刷が売りのようだ。マニュアルがここにあるので、どうやって年賀状を作るのかを見てみると、スキャンを使って合成できるようだ。なるほど。

そこそこ作れるアプリも存在することを考えると、年賀状についてはPCでなく、スマートフォンがメジャーになるのだろうか。住所録の作成についても、今は、スマートフォンで管理している人が増えていることを考えると、PCの利点にはなりにくい。年賀状をどこまでこるか次第なのだろう。どこまでみんなこったものを作っているのだろうか。自分に送られてくるものから考えると、PCでつくるまでもない気はする。


子供用プログラミング言語

自分が子供の頃はBASICが全盛期でPCショップに行って、
10 print "アホ"
20 goto 10
run
とかしたものである。
今は、子供用プログラミング言語というのも使われている。ITProの記事でScratchプログラミングの連載が行われていて、興味深い。記事には、
著者は子供を対象にしたScratchの体験学習イベント(ワークショップ)を頻繁に開催しているが、このワークショップにおいて、「[(10)歩動かす]をクリックするとネコが10ドット進む」という操作で引っかかる子供はいない。
と書かれている。僕は、いきなり、10歩動かすを押したのに、10歩動くのではなく、10ドットしか動かないので戸惑ってしまったのだが、子供たちは引っかからないらしい。大人になってしまったんだな...。

とかは、どうでもいいとして、これは例えばBASICよりわかりやすいものなのだろうか。Scratchの使用者は12歳がピークのようだが、12歳だとBASICで普通にプログラムがかける年齢にも思える。しかし、プログラムできる人口を増やすことがPCが生き残れる道だろう。iPadでできることをPCでする必要はない。PCが最もクリエイティブを発揮できるのはやっぱりプログラミングだと思うので、こういう方向は重要だ。プログラミングに関して、何らかいいアイデアを出したい。

汽車のえほん17 ゆうかんな機関車

収録内容
・「とくせいのえんとつ」Special Funnel
・「スチームローラー」Steam-roller
・「ふへいやダンカン」Passengers and Polish
・「ゆうかんな機関車」Gallant Old Engine

登場機関車
・ピーターサム・ラスティー・サーハンデル・ダンカン・(ジョージ)・レニアス・スカーロイ

1話目は、ピーターサムがトンネルでつららにぶつかり、煙突が折れてしまう。そして、新しい特製の煙突をつけてもらう。しかし、新しい煙突はつぶれた形をしており、みんなに笑われるが、実際走ってみると、みんな笑わなくなった。というお話。煙突の説明で、「ポッポッといきをするたびに、火室にくうきがおくられて、石炭がようもえるしくみなんだ。くうきのとりいれをたすける、とくせいのパイプがついている。」ということだが、煙突だけかえて大丈夫なんかよ、と思った。仕組みが変わるんだったら、燃焼する部分も変えないと駄目なんじゃないの、うーむ。

2話目はサーハンデルがスチームローラーのジョージとけんかをして、その結果衝突してしまう話。最後は、こどもたちに「スチームローラーときょうそうして、まけそうになったんだ。おもしろかったよ。」と言われておしまい。なかなか面白い。

3話目はダンカンがすねて途中で止まってしまい、客も重役も怒らせてしまう話。4話目の話への布石という感じで単体ではいまいち。

4話目は昔のレニアスの話。片方のシリンダーが壊れたままでも次の駅までしっかり走って客から感謝されたということをスカーロイがダンカンたちに話し、ダンカンは改心する。最後は修理からレニアスが戻ってきて歓迎をうけておしまい。

本全体として話の一体感があって通して読んでおもしろい話だが、読み聞かせで1冊一気に行くのは疲れるのが難しいところ。

2011年10月25日火曜日

汽車のえほん23 機関車のぼうけん

収録内容
・「ヘンリーと炭水車」Tenders for Henry
・「ヘンリーの大かつやく」Super Rescue
・「大脱走」Escape
・「小西部鉄道」Little Western
登場機関車
・ヘンリー・ゴードン・ダック・フライングスコッツマン・ドナルド・7101号・199号・ダグラス・オリバー・(イザベル)・(トード)・ジェームス

第1話目はフライングスコッツマンが出てくる。これはWikipediaに項目があるが、実在の機関車のようだ。ゴードンはあえて非常に喜ぶ。フライングスコッツマンは2台の炭水車をつけているが、この世界では炭水車は名誉のしるしらしい。ヘンリーがねたむと、ダックがからかって古い炭水車をヘンリーにあげ、他の機関車たちとヘンリーが古い炭水車をつないだ姿を見て、笑うというお話。

第2話目は名前がなく番号で呼ばれているディーゼル機関車の話。199号は失敗をして送り返されてしまう。

第3話目はオリバーたちがスクラップにされそうになり西武鉄道から逃げてくる話。

第4話目は逃げてきたオリバーたちのことをふとっちょの局長に話して、ダックの支線ではたらくことになるという話。

イギリスで蒸気機関車がどんどんなくなっていく時代に書かれた話なのだろうが、作者の機関車への思いが感じられる話。でも、子供にはすこし難しいかな。


モバイル(3G)データ通信の開始・終了を知る方法 (2)

TelephonyManager/PhoneStateListenerを使用することで、通信・終了を知ることができると以前書いたが、画面を消している場合は通知されないようだ。Androidのソースには以下の部分がある。

¥base¥telephony¥java¥com¥android¥internal¥telephony¥gsm¥
GsmDataConnectionTracker.java

if (activity != newActivity && mIsScreenOn) {
  activity = newActivity;
  phone.notifyDataActivity();
}

ソースを完全には追っていないためはっきりとは言えないが、ここが効いているものと思われる。しかし、

telephony¥java¥com¥android¥internal¥telephony¥cdma¥
CdmaDataConnectionTracker.java

の方では、そのような変数を見ていない。そのため、Docomoでは通知されないが、auでは通知されるかもしれない。なお、Docomoでしか確認していない。

2011年10月24日月曜日

腕時計型端末

Android搭載のimWatchなど、腕時計型の端末を作ろうという流れが見える。iPod nanoもそのひとつだろう。liveviewのように連携する特殊端末というよりむしろ本当にスマートフォンが載る方が面白い。さて、腕時計の再定義が受け入れられるためには何が不足しているのだろうか。スマートフォンはバッテリの問題がある。腕時計の場合は1日1回の充電はなかなか受け入れられないだろう。しかし、Docomoの冬モデルでもいくつかあるが、ワイヤレス充電があれば、寝るときに外しておいておくことが自然になり受け入れられることになるのではないだろうか。楽しみなところだ。

2011年10月20日木曜日

Android 4.0 (3)

これまではバックグラウンドで通信を行うアプリは、
 getBackgroundDataSetting()
を使って、値を確認して、trueの場合のみ通信するように記述する必要があった。これを見ることでユーザがバックグラウンドでの通信の設定をどうしているかがわかることになる。しかし、4.0ではdeprecatedになった。必ずtrueが戻ってくる。なので、これまでこれを使っていたアプリは動作するということのようだが、たぶん、多くのアプリはこれを見ていなかったのだろう。あっても無駄と気づいて仕様を変更したものと思われる。

アプリ単位で制限ができるようになったということだが、やり方がよくわからない。エミュレーターでは制限をかける項目をどうしても出すことができない。

2011年10月19日水曜日

NTT Docomoの仕様

Docomoのメディアプレイヤーの仕様が問題になっている。
HTTP通信時のUser-AgentでIMEIを垂れ流す仕様になっているからだ。不思議だ。なぜ、こうなってしまうんだ。NTT Docomoの技術者に技術力や知識・見識がないというには考えづらい。契約者固有IDでもいろいろあったのに。

他社からの提案を営業が受けてそのまま仕様を公開しているだけなのか。大きい会社になると、自身の会社の技術者が作ったものより、他社からの売り込みを載せがちになる面もある。自社の技術者は作りかけを見せにきて一緒に作らないと行けないが、他社は完成品を持ってくるか完成していなくても勝手に作ってくれて楽だからだ。そういう罠に陥っているのだろうか。

Android 4.0 (2)


アイコンを作るのはうまくないし、センスないので、オレが言うな、とは思うが、それにしても、Peopleのアイコン、なんでこんななの、もっとましにならなかったの。そして、日本語に変わると、

こうなるのか謎。訳しにくい言葉だね。でも、人々でいいじゃん。Windows Phone 7.5ではPeopleは日本語でもPeopleだったが。


開発用にCPU使用率をオーバーレイできるのがおもしろい。

もりのおもちゃやさん 舟崎靖子 舟崎克彦

たぬきさんはおもちゃやさんを始めることにした。そこで、張り紙をした。
「もりのみなさん!!みなさんはどんなおもちゃになりたいですか?皆さんの作ったおもちゃを、このウインドーにかざってみませんか。しめきり五つねたあさ もりのみさなんへもりのおもちゃやさんより」
へびさんは、蛇のびっくり箱、はとおばあさんは水飲み鳥、などいろいろ作ってきた。たぬきさんは、他のみんなに化けることができるたぬきのかたちのおもちゃを見せた。というお話。

たぬきさんは店を始めることにするのだが、それまでは何もしてないわけで、どうなっているんだこの世界。特に働く必要はないのだろうか。お金のやり取りが出てこないしな。単に趣味なのか、お店は。この世界がどうなっているのかよくわからない、と絵本でそんなことを考えても仕方ないが。さらに、たぬきさんが作った、顔がどんどん変わるおもちゃ、どういう仕組みだよ。

Android 4.0

Ice Cream Sandwichがとうとう正式に発表された。
結構多くの拡張があり、気になるものはいくつかあるが、まずは、Android Beam。なんて名前だよ、とも思うが、NFCを使ってデータをやり取りする仕組みのようだ。赤外線での電話番号交換のように使うのがよくある使い方か。デバイスとデバイスをくっつけるというのが、使い方としてはbumpに似ているが、直接データ交換するので、より自然であるには違いない。しかし、この技術、同じ機能を多くの人が持っていないと意味がない。

さて、DocomoのGalaxy Nexusにもこの機能は載ってくるようだ。

DocomoはGalaxy SIIではNFCは載せなかった。おさいふケータイがあるので載せにくい面はあるだろう。Galaxy Nexusにはおさいふケータイなどのガラパゴス機能は載せず、そのまま出すということのようだが。これまでのDocomoの方針とあわない気がするが、iPhoneに対する対抗でもあるのかもしれない。

あと、APIとして気温センサーと気圧センサーが扱えるようになっている。Galaxy Nexusには気圧センサーが載っているようだ。しかし、気温センサーはないように見える。APIがあるのだからありそうな気がするのだが。どうなのか。

また、アプリごとにデータ通信の量を調べるAPIがあるようだ。内部的にはとれる仕組みがあるから、それを外に見せるということだろう。11月ということはもう少しだ。楽しみである。

2011年10月18日火曜日

NTT Docomoの冬春モデル

Androidスマートフォンのラインナップを並べたが、Galaxy Nexusを11月に発売することも発表。
こういう発表になると、2.3.xが載っている他の製品は何か古くさい引き立て役だ。各メーカーには厳しい話だな。IceCreamSandwichが出た瞬間、必死でアップデート対応のめどを立てるためにエンジニアたちはがんばることになるのだろう。大変な話だ。

2011年10月17日月曜日

もりのはいしゃさん 舟崎靖子 舟崎克彦

ねずみの歯医者さんのお話。
はりねずみさんは虫歯だらけ。そこで入れ歯を作ることになった。しかし、ネズミの歯医者さんは入れ歯をなくしてしまう。いろいろ探しているうちに、沼のわき水に浸しておいたのを思い出した。それをとかげさんが持っていって靴を干すのに使っていた。返してもらって、はりねずみさんにつけた。

これまた、いい加減な歯医者さんのお話。途中のシーンで、誰々が患者だとこうなる、というのが数ページ。これも他でも見たのと同じパターン。1冊好きなら他のも同じように楽しめるシリーズだなあ。

2011年10月14日金曜日

iCloud

Macのアップデート、iPadのアップデートに非常に時間がかかったが、なんとか終了した。iCloudは特にフォルダを指定して同期できるわけではなく、メールやカレンダー等が自動でバックアップされる。

iCloudの設定の中でme.comアドレスが取得できることがわかったので、取得してそれを設定。それなら、と他すべてのApple Idを変更したが、iPhotoのアップデートが過去に使ったApple IDでなくてはだめなようだ。ということで、AppleIDがふたつになった。

しかし、アップルのサイトに統合できないという回答がある。iCloudだけ別のApple IDを使用することができることがサイトにある。さて、どうしようか。

iCloudを使っていて、次のTime Capsuleが楽しみになった。おそらく、iCloud対応になるだろう。TimeMachineでとったバックアップをiCloudに何らかバックアップする仕組みが載るのではないか。2テラや3テラのHDDに対して、iCloud側をいくらで用意できるだろうか。TimeCapsule側にある程度上乗せするだけでiCloud側の料金をとらないといったこともするかもしれないな。

2011年10月13日木曜日

もりのじてんしゃやさん 舟崎靖子 舟崎克彦

あなぐまのじてんしゃやさんは、動物それぞれの形に応じた自転車を作ってくれる。
みんなの自転車に問題ないか回り終わった帰り道、沼で何かを見る。おばけだと思い、家に逃げ帰り寝る。よく考えるとおばけと思ったものは自転車ではないかと気づき、沼に行ってみると、なまずさんの自転車だった。修理することを約束する。というお話。

へびさんの自転車やはとのおばあさんの自転車、うさぎさんの自転車、と紹介するシーンがあるのだが、絵もかわいくて面白い。うーん、しかし最後のなまずさんの自転車というのはすこし苦しいな。これはあまり面白くなかった。本の裏表紙のなまずさんが自転車をこいでいる絵はなかなかいいんだけど。


音声インタフェース

音声インタフェースは必ず失敗する。
誰でも思いつくから研究はいろいろなされているものの誰も機械に向かって話したくないんだよ。

というのが定説だが、iPhone4SのSiriはどうだろうか。日本語対応していないということが、むしろいい。電話に向かって日本語で話しているのは駄目だが、英語で話すと、何となくかっこいい気がする人は結構いるのではないか。「メールを出したい。妻へ。」より、あきらかに「send a e-mail to my wife」と言うとかっこいいじゃないか。
Appleが日本語対応させないのはiPhoneを買うだろう顧客を理解しているからに違いない。

と、言い出すと、Apple信者としていけてるんじゃないかい、と思った。

2011年10月12日水曜日

もりのおかしやさん 舟崎靖子 舟崎克彦

いたちのお菓子屋さんでは、誕生日に誕生日を迎えた動物の形をしたケーキを作ってくれる。かえる、とかげ、うさぎ、ねずみ、はりねずみと工夫を凝らしたケーキを作った。そして、ある日、郵便が届く。郵便には誰とは書かれずに、大きな長四角1つなどの部品の説明があるのみ。それをもとに作ってみると、変なケーキになってしまう。そして、最後、それは、いたち自身の誕生日ケーキだったというお話。

最後、いたちさんはおじぎしてお礼してるけど、自分の誕生日にケーキを作らされたと考えると腹立つのでは、と思うのは、自分の心が狭いせいか。


もりのゆうびんきょく 舟崎靖子 舟崎克彦

森の郵便局で働くはりねずみさんのお話。
朝起きると、郵便局の準備。その後、ポストを回って回収、スタンプを押して、配達する。
ねずみ、あなぐま、もぐら、とかげ、と配達し、お昼ご飯を食べる。サンドイッチを食べると、一緒に手紙も食べてしまった。残った部分に書かれた「や」の文字をもとに誰からの手紙だったのか考えて確認に回る。りすさんの家に行くと、りすさんからはりねずみへのおやつのお誘いの手紙だったことがわかって解決する。

この「もりの」シリーズ全般にわたってだが、「こでまりのしたにすむねずみのおじょうさん」とか言葉の使い方がうまく、優しい雰囲気が出て読み聞かせですっと読める。この話の主人公はいい加減すぎ。結局、結果オーライで終わるのだが。

iCloud

Macbook Air(Lion)から、www.icloud.comにサインインしようとしても、
サインインするにはデバイス上でiCloudを設定してください。
iCloudを設定するには、OSX Lionシステム環境設定のiOS5設定を開いてください。
と出るが、そんな項目、システム環境設定にない。謎だ。iTunesは10.5にアップデートしたのに。iPadも4.3.5のままである。アップデートできないではないか。

というか、気が早かっただけか。日本では10/12ではなく10/13の未明のようだ。明日にしよう。

携帯電話は何を買うか。

自分のものならわかりやすいのだが、妻には何をすすめるべきか。

この視点で考えると、なかなかAndroid系はすすめにくい。AndroidはPCと同じだ。現時点では、一般の人が使うレベルには達していない。なんかうまくいかないことがあって聞かれてうんざりと感じがただよう。しかし、じゃあ、ガラケーか、というと、キャリアからはガラケーへの力の入れてなさがとても伝わってくる。となると、iPhoneが一番ましか。iPhone4Sからは最初にPCと接続する必要もなくなったようだし。

それにしても、携帯がめんどいものになったな。

2011年10月10日月曜日

オンラインストレージ

アプリのソースや家計簿データなどをバックアップしておきたい。WindowsとMacとAndroid間でファイルのやりとりを簡単にしたい。と考えてオンラインストレージを利用。無料のものが結構あるので試している。

最初に使ったのは、Dropbox。使い勝手はよかった。しかし、Dropboxというフォルダだけを同期するというのが何となくいや、というか、自動で同期をとるようにと考えると、Dropboxというフォルダにソースをおくのはいや、と思い、他を探索中。

Windows LiveのSkydriveを使ってみようとすると、Macのものはなかなか使える。しかし、WindowsはVista以降となっているではないか。なんで、MicrosoftなのにMacで使えてWindows XPで使えないんだよ、と思ってあきらめ。

そして、今は、SugarSyncを使っている。しかし、これは駄目だ。信じられないぐらいアップロードが遅い。いつまでも待っても終わらない。何時間経っても終わらない。あまり使わないWindows XPを終了できないじゃないか。これを使っている人の存在が信じられない。でも、これを使っている人がいるということは、何かおそらく使い方が間違っているのだろう。よくわからない。

さて、他を探すかDropboxに戻すのが早いか。iCloudはMacだけかな。

2011年10月6日木曜日

電池消費量ビューア

アンドロイドマーケットにあげていたPowerProfileビューアを電池消費量ビューアとしてリニューアルした。

androidの設定画面から見られる電池使用量がなぜこの数値になるのかいまいちわかりにくい。内部的にはpower_profile.xmlに書かれているCPUのクロックごとの電池使用量などをもとに計算している。正確な値にならないからと思うが、パーセント表示に丸められているからである。そのため気づきにくいからか、本来測定値で書き換えるべき、power_profile.xmlがandroid OSのデフォルト値のままになっているandroid携帯もある。デフォルト値のままであることが確認できたのはSonyEricssonのXPERIA acro(SO-02C)。SonyEricssonのandroid携帯はすべて怪しいのではないか。見てみないとわからないが。

Jobs死去

今日はこの話題で持ち切りだ。こんなに早くなくなるとは。

これからAppleはどんなものをだしても、Jobsじゃないからやっぱり駄目だな、と言われるんだろうな。iPhone4Sはすでにそんな感じに思った。Jobsがプレゼンをしていたら印象が違っただろう。iCloudだってiOS5だってネタはあるのだから。

2011年10月5日水曜日

だるまちゃんとてんぐちゃん 加古里子

だるまちゃんとてんぐちゃんという2人が遊んでいる。だるまちゃんはてんぐちゃんのうちわを見て、いいなとうちへ帰ってだるまどんにおねだりする。いろいろ見るが、いいことを思いつき、やつでの葉っぱを持っていく。ぼうし、はきものと同じようなことをして、最後は、てんぐちゃんの鼻にとんぼが止まって捕まえたのを見て、はなを欲しいとねだる。だるまどんは花と勘違い。そして、次はもちで鼻を作成。鼻をつけると、すずめがとまって捕まえられた。てんぐちゃんと仲良く遊んでいるシーンで終わり。

これは非常に面白い話だった。読み聞かせの場合は、鼻と花のアクセントが違うので、それでわかってしまうので、勘違いの部分がなかなか難しい。でも勘違いしただるまどんにたいしてのだるまちゃんの台詞、「ちがうよ ちがうよ まるでちがうよ。ぼくの ほしいのは さいている はなではなくて かおにある はなだよ」、そしてだるまどんの台詞「ごめん ごめん。これは おおまちがいの とんちんかん」、ここが一番の読みどころだ。

きかんしゃトーマスとにんききかんしゃ

収録内容
・トーマスのおはなし ゆらゆらゆれて
・パーシーのおはなし りゅうのおばけ
・ゴードンのおはなし どろんこゴードン
・ジェームスのおはなし チーズはまっぴら!
・トビーのおはなし みんなぴかぴか!

登場機関車
・トーマス・ボコ・ディーゼル・パーシー・ゴードン・ジェームス・ヘンリー・トビー

2話目と3話目はテレビ版。他は絵。
1話目は船で揺られて博覧会から帰ってきたトーマスは、気持ちが悪くなった。ボコ・ディーゼル・パーシーはだらしないなあ、と笑う。笑った3機関車は中央駅に戻ろうとする際、線路が浮いているところに気づき怖くて走れないという。局長が調べさせて、ゆっくり走れば大丈夫とのこと。しかし、怖がって動こうとしない。トーマスは平気な顔で走った。という話。

浮いているところは直さないと駄目だろ。むしろ、走れなかった方が正常な感覚。事故を起こしまくっている彼らにそれぐらいたいしたことないだろ、という気もする。

他の話もトーマスらしい話。おはなしが多く収録されているので、楽しめる。息子もお気に入りの一冊。メインキャラの話ばかりだが、エドワードは出てこないんだ、と思った。

PCの未来

インターネット端末とかWeb端末とかスマートディスプレイとかMIDとかいいながら各社うまくいかなかったタブレット型端末がiPadによって一気に普及した。

Webを見るためだけならPCよりいい端末ができる、と多くの人はわかって開発していた。しかし、どうしても同じようなデバイスが必要でPCと同じような価格になる。Linuxで動作するWebブラウザではうまくレンダリングされないサイトがある。PCに加えてもう一台買わせるのは難しい。など、課題はいろいろあった。一気に解決したことになる。

スマートフォンの存在も含めてPCの必要性は低くなっている。そもそもPCはクリエイティブなことをするためのものだろう。PCはおかしな方向にはまり込んできたように思う。地デジPCなんて最たるものだ。アナログの時代は録画した番組をいかようにも加工して遊ぶことができた。だからこそPCにあっていたはず。地デジでは制限が大きすぎPCで扱う価値はない。PCとテレビをバラバラで買うより、場所もとらないし、安いでしょ、というのは提供する価値としては弱い。

PCはもっとクリエイティブさを前面に出していったほうがいいし生き残るためにはそうなるだろう。年賀状作成用ソフトは今でもキラーアプリのようだし、初音ミクはすばらしい。FM音源を使って必死で音楽入力をしていた高校生時代にこれがあれば、ずっと遊んでいただろう。高齢者向けに売りたいのであれば、自分の好みの写真を入れたカレンダーを作れます、みたいなのを前面に出すのはどうだろう。物理エンジンを使った何かも出てほしい。物理エンジンを使ったゲームは増えているが、消費側ではなく、ユーザがクリエイティブ感を味わえるものとして何がネタとしてあるのではないだろうか。パーソナルファブリケーションもPCの使い道の一つだな。
ローランドdg、3Dクラフトツール iModela 発表。7万8750円
手の届く範囲になった。

PCの秋冬モデル

PCの秋冬モデルが出揃ってきた。現在持っているMacBookに相当するSSDがついた13インチ前後のPCを探してみる。

NECで13インチだと「LaVie G タイプM」。640GBHDD+SSD62GBというモデルがカスタマイズで選べるようだ。NEC DirectでCorei3に変更など他も安い側を選択していって、129570円。

富士通で13インチだと、「LIFEBOOK SH」。カタログモデルで「LIFEBOOK SH76/E」というのがある。富士通WEB MARTのクーポン適用価格で161820円。カスタムモデルではなぜかSSDは256GBしか選択できず、クーポン適用価格で163710円。

東芝で13インチだと、「dynabook R731」。東芝ダイレクトで見ると、SSD256GBのモデルで、dynabook R731/W2TCでクーポン適用後価格159800円というのがある。(夏モデルと書かれている。秋冬をサイトで見つけられない。)

ソニーで13インチだと、「VAIO S」。ソニースタイルでSSD128GBにして他を安いのにカスタマイズすると129800円。

値崩れ込みの価格だろうから、現時点で高いのはしかたないのだろうか。カタログ(店頭)モデルはどんどん値崩れしていくのだろう。

2011年10月4日火曜日

他のアプリのリソースへのアクセス

Androidアプリを作っていて、Android OS内にあるアイコンを使いたい場合がある。
一部のアイコンは、

Drawable icon = getResources().getDrawable(android.R.drawable.ic_menu_preferences);

のように指定してリソースにアクセスできるが、できないものがある。たとえば、設定-端末-電池使用量で表示される電話/Wi-Fi/セルスタンバイ/アイドル状態のアイコンなど。これらは以下のようにすることでアクセスできる。

  Context foreignContext = context.createPackageContext("com.android.settings", Context.CONTEXT_IGNORE_SECURITY | Context.CONTEXT_INCLUDE_CODE);
  Resources res = foreignContext.getResources();
  Drawable iconPowerPhone = res.getDrawable(res.getIdentifier("ic_settings_voice_calls", "drawable", "com.android.settings"));
  Drawable iconPowerRadio = res.getDrawable(res.getIdentifier("ic_settings_cell_standby", "drawable", "com.android.settings"));
  Drawable iconPowerWifi = res.getDrawable(res.getIdentifier("ic_settings_wifi", "drawable", "com.android.settings"));
  Drawable iconPowerIdle = res.getDrawable(res.getIdentifier("ic_settings_phone_idle", "drawable", "com.android.settings"));
  Drawable iconPowerBluetooth = res.getDrawable(res.getIdentifier("ic_settings_bluetooth", "drawable", "com.android.settings"));

2011年9月30日金曜日

あさえとちいさいいもうと 筒井頼子 林明子

あさえが外で遊んでいると、ママが出かけていった。妹のあやちゃんは起きて外に出てきた。地面に線路を書いて一緒に遊んでいるうちに、あさえは書くのに夢中。その間にあやちゃんは行方不明。あさえが必死で探し、最後はいつも遊ぶ公園で発見したという話。

きれいな絵、そして、非常にどきどきする話で面白い。それにしても、あさえがあやちゃんを探している最中に、見間違える2人の子、なぜにあやちゃんとそっくりな服? 流行っているのか、それとも、あさえの目にはそう見えたという絵なのか。最後のページではあさえはあやちゃんをぎゅっと抱きしめ、背景にママと思われる人物が書かれている。この絵がとてもいい感じでほっとさせられてよい。

Windows Phone 7.5

Windows Phone 7の実機で開発したアプリを実行したい場合は、Windows Phone SDK 7.1のインストールだけでは駄目なようだ。

Windows Phone SDK 7.1インストール済みのVisual Studioからは、実行環境としてWindows Phone Device/Windows Phone Emulator(JA)の2択で選ぶことができる。しかし、Windows Phone Deviceを選択すると、以下のダイアログとエラーが表示された。

ダイアログ
配置エラーが発生しました。続行しますか? [はい(Y)][いいえ(N)]
エラーメッセージ
Zuneソフトウェアが起動されていません。Zuneソフトウェアが起動していることを確認してからやり直してください。
Zuneをインストールして起動した後、再度同じように選択すると、以下のダイアログとエラーが表示された。
(実機がロック画面 or 画面非表示の場合)
ピンでロックされているため、デバイスに接続できませんでした。
(実機がロック解除後の画面の場合)
デバイスは、開発者がロックしているため、接続できませんでした。開発者によるロック解除の詳細については、http://go.microsoft.com/fwlink/?LinkId=195284 を参照してください。
登録が必要ということのようなので手続きをすすめる。

・AppHubにWindowsLiveIDを登録

ここで有料メンバーシップを購入する必要があるようだ。年間9800円か。高いな。ちょっと実機でアプリを動かしてみたいだけなんだが。とりあえず、登録をすすめて、「XNA クリエーターズ クラブ プレミアム メンバーシップへ参加」のところで、「やめる」を選択してみた。

・Windows Phone SDK 7.1 - Developer Phone Registration

を実行して、登録したアカウントを入力してみると、
状態: Marketplaceへの登録が完了していません。詳細については、App Hubに戻ってください。(エラーコード:0x80043009)
と表示された。登録していないアカウントだと、
App Hubへのログイン中にエラーが発生しました。お使いのWindows Live IDとパスワードを確認してもう一度試してください。
になるから、アカウントはできているようだが。金を払わないとやっぱりだめか。Microsoftのケチ。mangoのjailbreakの情報は見つけられなかった。http://labs.chevronwp7.com/もまだcomming soonのようだ。とりあえずあきらめる。

2011年9月29日木曜日

電力消費量計算のための基礎データ2

電力消費量計算のための基礎データでも書いたが、計測した電力消費量で書き換えていないAndroidスマートフォンがあるようだ。このような機種では「設定-端末情報-電池使用量」の表示があまりに実態とかけ離れたものになっていると思われる。そのようなスマートフォンを販売しているメーカーは電力消費のことなど考えたことがないのだろう。Androidスマートフォンの品質のばらつきは問題なのか個性なのか。

簡単に確認するためのアプリPowerProfileビューアをマーケットにアップロードした。単に前回載せたサンプルに表示する部分を追加しただけのものだ。

なお、honeycombでは、NUM_SIGNAL_STRENGTH_BINSがなくなったようなので、取得できない場合は、1を取得したと見なすように変更をしてある。公開APIでないものが変わるのはしかたない。また、honeycombのソースは公開されていないので、実際にどう変わったのかはわからない。

2011年9月28日水曜日

はじめてのおつかい 筒井頼子 林明子

みいちゃんはママに言われて初めてのお使いとして牛乳を買いにいく。自転車をよけたり、お金を落として拾ったりしながら、お店へ。お店には人がいないが、大きな声で呼ぶことができない。そのうち、タバコを買いにきたおじさん、パンを買いにきたおばさんに先を越された後、なんとか声を出して気づいてもらい、牛乳を買うことができる。おつりを忘れて、店のおばさんに追いかけられて渡される。最後はママが赤ちゃんである妹を抱えて近くで手を振っていた、という話。

みいちゃんは5歳。はじめてのおつかいというテレビ番組を見ていると、結構小さな子も出てくるから、あまり小さい気もしないが、自分の息子は何歳になれば行かせられるだろうか。
赤ちゃんの牛乳を買ってくるということで、赤ちゃんなのに牛乳? と思ったが、これは今と時代が違うからかな。お店も自分が子供の頃によく行ったタバコ屋と読んでいた店によく似ている。これも時代だなあ。きれいな絵で昭和が漂うやさしい雰囲気が出ていていい絵本。

ラチとらいおん マレーク・ベロニカ とくながやすもと

ラチという世界中で一番弱虫な男の子の話。飛行士になりたいと思っているが、犬を見ると逃げ、暗い部屋には入れない、友達も怖くて一緒に遊べないで、絵本を見てばかりいる。一番、好きな絵は、ライオンの絵。「ぼくに、こんならいおんがいたら、なんにもこわくないんだけどなあ」と言うと、ちいさなライオンが現れ、そのライオンと一緒にラチがどんどん強くなっていく。最後は、ライオンとのお別れでおしまい。

息子が好きな絵本。何回も読まされた。最後の別れのシーンは自分にはグッとくる。息子にはグッときてないようだが。よく読んだのは、3歳前半のころ、まだ、ピンとこなかったからだろう。絵はいまいちに思うが、息子には気にならないようだ。ラチが着ている服は、上下がつながっていて、そしてタートルネック、どうやって着たのか謎だ。首のところが非常に伸びてそこからスポッと着られるのだろうか。マレーク・ベロニカはハンガリーの人のようだが、ハンガリーでは普通の服なのかもしれない。


スパイウェアSDK

http://www.applogsdk.com/
端末上のすべてのアプリの利用状況をサーバーにどんどん送り続ける機能付加を可能にするSDK。ユーザのメリットのところ、
AppLogというアプリケーションの利用情報を送信する事で、利用しているアプリ開発者の収益化支援に協力する事ができ、より便利に「無料アプリ」を楽しむ事ができます。
というのは、さすがに苦しい。

さて、これはスパイウェア認定されるだろうか。ユーザの同意確認画面があるのでOKという考えなのだろう。さて、文面は、
AppLog(端末のアプリケーション情報等)をAppLogプライバシーポリシーに同意の上、当アプリの提携先である株式会社ミログに送信することで、株式会社ミログはそれらの情報を端末のユーザー体験の改善等に利用していきます。

で、ちょっとぼかしすぎている感じもする。一般のユーザ層が実際に行われることをきっちり理解できるかは難しいところだろう。

スパイウェア認定されなかったとしても、業務に使用するスマートフォンにこれが入っているのはあまりよくないだろうとなり、このような機能を組み込まれたアプリを検知するツールが必要だということになるようにも思う。

それにしても面白いのが、この機能を付加したアプリが複数インストールされた場合、先にインストールしたほうが有効というルールだ。これは、開発者が早く組み込もうというインセンティブになる。一気にいければ、普通のことと認識され、問題と感じなくなるのかもしれない。開発者が無料アプリで金銭を得る方法として主流のバナー広告は、スマートフォンの狭い画面の中では邪魔だし、間違ってタッチして腹立たしい。多くのアプリはバナー広告と相性が悪いからだ。

http://jp.techcrunch.com/archives/jp20110928milog-mediba/

しかし、この記事を見ると、
今後、ミログのAppLog SDK相当のものを同梱した広告表示のためのSDKがmedibaから広告配信のアプリ開発者向けに提供されていくことになる。
とあり、広告表示用のSDKも提供されるのであれば、それが情報を集める機能も合わせて持てばいいことになる。だから、それまでのつなぎになるのだろう。と考えると、結局、バナー広告と変わらないものになるのだろうか。そうであればつまらないな。

Windows Phone 7.5

新しい機器に触ったとき最初に思うのは、何ができる?、ということだ。当然だが、Windows PhoneがAndroidスマートフォンやiPhoneと比べて何か違うことができるわけではない。もしできないこと・できることがあっても、多くの場合、アプリを入れればいいのだから。だから、そういう視点でWindows Phoneを見ると何もない。2番煎じのAndroidまではいいとしても、3番煎じになると、つまらねぇ、で終わり。

でも、何ができる? 視点で考えてしまうのは、悪い癖だ。どんどん機能追加して○×表では勝つが駄目な製品をつくってしまう日本企業的な考え方が染みついてしまっていることに気付く。

多くの人が高く評価しているのはMetro UIのようだ。見た目やユーザビリティというのは判断しづらい。が、確かに画面がすっきりしていていい。平べったいアイコンに文字ベース。どちらかというと時代を戻ったようなのだが、あきらかに見やすい。また、不思議なことに新しさも感じてしまう。画面の遷移やタッチ操作への反応はきっちり作り込まれていてからだろうか。AndroidはiPhoneと方向性は同じだが、Windows Phoneは少し違う方向性を出していて面白い。

面白いが、ユーザビリティには慣れの面が大きいことを考えると、いまさらこのUIが受け入れられるだろうか。2強がいる世界で3つめが生き残れる余地があるのか。Windows 8次第なのかもしれないな。

メモ
IS12Tのプロキシ設定で悩んだ。
設定 - Wi-Fiの後、ネットワーク名をクリックするとプロキシのオン・オフ用のスイッチが出てきて設定できる。一度設定して接続した後、ネットワーク名をクリックしないといけないというところがわかりにくい。プロキシがアクセスポイント毎に設定できる方が望ましいことを考えると、ここにあるのは合理的なのだが。WindowsなのでIEからできるに違いないとか思ってしまう。

2011年9月27日火曜日

たからさがし なかがわりえこ おおむらゆりこ

ゆうじは河原に宝探しに出かけると、棒を見つけた。魔法の杖だと躍り上がったとき、うさぎのギックもきて取り合いに。かけっこ、相撲、幅跳び、と勝負をしたが決着がつかない。そこで、ギックのおばあちゃんの家に行き、決着方法を決めてもらう。決着方法は宝探し。そして、2人とも一緒に棒をつかむ。その棒を見たおばあちゃんは、ほしがっていた杖を見つけてくれるなんて、といい、杖はおばあちゃんのものに。最後は仲良くおやつを食べておしまい。

ほのぼのとした話で楽しめる。あまり息子の興味をひかなかったようだが。ゆうじは「そらいろのたね」と主人公と絵と名前が同じ。うさぎのギックは「ぐりとぐらのおおそうじ」にも出てきたが、ぐりとぐらのほうのギックは白でこちらのほうのギックは灰色なので違ううさぎなのかもしれない。

ねずみのおいしゃさま なかがわまさふみ やまわきゆりこ

ねずみのお医者さんが寝ているとりすさんから電話。子供が風邪で熱があるので来てほしい、ということで出かける。外は大雪。スクーターで出かけるものの動けなくなって、穴の中へ。そこは冬眠中のかえるさんの家だった。そこで眠って起きると朝。もう雪はなくなっていた。りすさんのうちにつくと、もう子供はすっかり元気になっていた。雪にぬれたねずみのお医者さんが風邪をひいて熱を出した、というお話。

ねずみが出てきて、絵がやまわきゆりこなので、ぐりとぐらっぽいのだが、当然、ぐりとぐらは出てこないし、話のテンポも違う。ねずみのお医者さんのキャラクターがよくわからない。途中眠るシーンでは、「のんきなおいしゃさまですね。そとではたくさんのひとが、ねないでしごとをしているというのに。」という説明も意図が分からない。ぐりぐらの期待で読んではいけないのだろう。

トーマス大図鑑

1ページから2ページ使って、機関車トーマスに出てくるキャラクタたちを紹介。載っているのは、映画「きかんしゃトーマス伝説の英雄」にでてくるキャラクターまで。テレビの第10シリーズ288話のあらすじも載っている。

息子は非常に気に入っていて何度も読んだ。読む側としては、図鑑を1ページずつ読む訳でかなりきつい。すべてのキャラクタの名前を覚えたい人には便利だろう。

2011年9月26日月曜日

せんろはつづくどこまでつづく 鈴木まもる

「せんろはつづく」の第3弾。これまでは、文は竹下文子だったのに、これは、文も絵と同じ鈴木まもるになっている。なぜだろうか。Wikipediaで調べると夫婦のようだ。

今回の話は、線路をつないでいくのではなく、車両を見つけてどんどんつないで進んでいく。最初は新幹線。貨物列車、ディーゼル機関車、ブルートレイン。最後はターンテーブルと車庫でおしまい。

いろんな車両が出てくる分、機関車好きの息子には前作よりも楽しめたようだ。気になるのが、「あっ せんろが しいてある つなげるかな?」という、「つなげる」という言葉遣い。「つながる」か「つなげられる」のほうがしっくりくる。何回か出てくるが、読み聞かせの途中であまりに気持ち悪くて、「つなげられる」と読むことにした。


せんろはつづくまだつづく 竹下文子 鈴木まもる

子供が機関車に乗って走っていると、その先には線路がない。線路をつくりながら、どんどん進んでいく。スイカ畑では橋を作って上を通り、あひるがいっぱいいるところでは踏切を作る。駅を作り、崖を上り、谷を越え、進んでいく。というお話。

機関車好きの息子には楽しめる話。少ない言葉でテンポよく話が進んでいく。どこから資材が、とか、スイカ畑が日陰になってしまうやん、とか、気にはなるが。


電力消費量計算のための基礎データ

Androidでは、power_profile.xmlに、CPUや無線利用時の電力消費量を記述することになっている。これへのアクセス方法はAPIとして公開にはなっていないが、com.android.internal.os.PowerProfileにアクセスすることで取得できる。

import java.lang.reflect.Constructor;
import java.lang.reflect.Field;
import java.lang.reflect.InvocationTargetException;
import java.lang.reflect.Method;

import android.content.Context;
import android.util.Log;

public class PowerProfile {
 double none, cpuidle, cpuawake, wifiscan, wifion, wifiactive, gpson;
 double bluetoothon, bluetoothactive, bluetoothat, screenon, screenfull;
 double radioscanning, radioactive, dspaudio, dspvideo, batterycapacity;
 double[] cpuspeeds, cpuactives, radioon;
 String TAG = "PowerProfile";
 public PowerProfile(Context context) {
  try {
   Class bs = context.getClassLoader().loadClass("android.os.BatteryStats");
   Field f = bs.getDeclaredField("NUM_SIGNAL_STRENGTH_BINS");
   int bins = (Integer)f.get(null);
   radioon = new double[bins];
   Log.v(TAG, "NUM_SIGNAL_STRENGTH_BINS=" + bins);
   Class pp = context.getClassLoader().loadClass("com.android.internal.os.PowerProfile");
   Constructor ppconst = pp.getDeclaredConstructor(Context.class);
   Object ppobj = ppconst.newInstance(context);
   none = getAveragePower(POWER_NONE, pp, ppobj);
   cpuidle = getAveragePower(POWER_CPU_IDLE, pp, ppobj);
   cpuawake = getAveragePower(POWER_CPU_AWAKE, pp, ppobj);
   wifiscan = getAveragePower(POWER_WIFI_SCAN, pp, ppobj);
   wifion = getAveragePower(POWER_WIFI_ON, pp, ppobj);
   wifiactive = getAveragePower(POWER_WIFI_ACTIVE, pp, ppobj);
   gpson = getAveragePower(POWER_GPS_ON, pp, ppobj);
   bluetoothon = getAveragePower(POWER_BLUETOOTH_ON, pp, ppobj);
   bluetoothactive = getAveragePower(POWER_BLUETOOTH_ACTIVE, pp, ppobj);
   bluetoothat = getAveragePower(POWER_BLUETOOTH_AT_CMD, pp, ppobj);
   screenon = getAveragePower(POWER_SCREEN_ON, pp, ppobj);
   screenfull = getAveragePower(POWER_SCREEN_FULL, pp, ppobj);
   radioscanning = getAveragePower(POWER_RADIO_SCANNING, pp, ppobj);
   radioactive = getAveragePower(POWER_RADIO_ACTIVE, pp, ppobj);
   dspaudio = getAveragePower(POWER_AUDIO, pp, ppobj);
   dspvideo = getAveragePower(POWER_VIDEO, pp, ppobj);
   batterycapacity = getAveragePower(POWER_BATTERY_CAPACITY, pp, ppobj);
   for (int i = 0; i < radioon.length; i++) {
    radioon[i] = getAveragePower(POWER_RADIO_ON, i, pp, ppobj);
   }
   int numSpeedSteps = getNumSpeedSteps(pp, ppobj);
   cpuspeeds = new double[numSpeedSteps];
   for (int i = 0; i < cpuspeeds.length; i++) {
    cpuspeeds[i] = getAveragePower(POWER_CPU_SPEEDS, i, pp, ppobj);
   }
   cpuactives = new double[numSpeedSteps];
   for (int i = 0; i < cpuactives.length; i++) {
    cpuactives[i] = getAveragePower(POWER_CPU_ACTIVE, i, pp, ppobj);
   }
  } catch (Exception e) {
   e.printStackTrace();
   Log.e("PowerProfile", e.getLocalizedMessage());
  }
 }
 private double getAveragePower(String type, Class pp, Object ppobj) throws SecurityException, NoSuchMethodException, IllegalArgumentException, IllegalAccessException, InvocationTargetException {
  Method ppm = pp.getDeclaredMethod("getAveragePower", String.class);
  double value = (Double)ppm.invoke(ppobj, type);
  Log.v(TAG, type + "=" + value);
  return value;
 }
 private double getAveragePower(String type, int i, Class pp, Object ppobj) throws SecurityException, NoSuchMethodException, IllegalArgumentException, IllegalAccessException, InvocationTargetException {
  Method ppm = pp.getDeclaredMethod("getAveragePower", String.class, int.class);
  double value = (Double)ppm.invoke(ppobj, type, i);
  Log.v(TAG, type + "(" + i + ")=" + value);
  return value;
 }
 private int getNumSpeedSteps(Class pp, Object ppobj) throws SecurityException, NoSuchMethodException, IllegalArgumentException, IllegalAccessException, InvocationTargetException {
  Method ppm = pp.getDeclaredMethod("getNumSpeedSteps");
  int value = (Integer)ppm.invoke(ppobj);
  Log.v(TAG, "NumSpeedSteps" + "=" + value);
  return value;
 }
 public static final String POWER_NONE = "none";
 public static final String POWER_CPU_IDLE = "cpu.idle";
 public static final String POWER_CPU_AWAKE = "cpu.awake";
 public static final String POWER_CPU_ACTIVE = "cpu.active";
 public static final String POWER_WIFI_SCAN = "wifi.scan";
 public static final String POWER_WIFI_ON = "wifi.on";
 public static final String POWER_WIFI_ACTIVE = "wifi.active";
 public static final String POWER_GPS_ON = "gps.on";
 public static final String POWER_BLUETOOTH_ON = "bluetooth.on";
 public static final String POWER_BLUETOOTH_ACTIVE = "bluetooth.active";
 public static final String POWER_BLUETOOTH_AT_CMD = "bluetooth.at";
 public static final String POWER_SCREEN_ON = "screen.on";
 public static final String POWER_RADIO_ON = "radio.on";
 public static final String POWER_RADIO_SCANNING = "radio.scanning";
 public static final String POWER_RADIO_ACTIVE = "radio.active";
 public static final String POWER_SCREEN_FULL = "screen.full";
 public static final String POWER_AUDIO = "dsp.audio";
 public static final String POWER_VIDEO = "dsp.video";
 public static final String POWER_CPU_SPEEDS = "cpu.speeds";
 public static final String POWER_BATTERY_CAPACITY = "battery.capacity";
}

公開APIではないので将来的には変更されるだろう。なお、Nexus S(2.3.4)で動作を確認した。また、この値がデフォルトのままのものもあるようだ。そのような機種では、電力消費量が正しく表示されないだろう。

2011年9月24日土曜日

ばすくんのおむかえ みゆきりか なかやみわ

バスのばすくんは、森の中に不法投棄され、動物たちのすみかになっている。ある日、コウモリがばすくんを不法投棄した人が捕まり、回収に来ることを伝える。そして、ばすくんはまた町で客を乗せて走ることができると思い込む。しかし、人がやってきてばすくんを解体して回収しようとする。最後は、動物たちが人を追い払う。という話。

面白いお話。動物たちとばすくんという絵本らしいキャラクタたちであたたかいお話になっている。追い払うシーン、人に熊が張り手をかますとそれだけで死ぬよな、とかそんなことは考えないほうがいいだろう。


2011年9月21日水曜日

コんガらガっち おそるおそるすすめ!の本

ピタゴラスイッチのスタッフによる指でたどる絵本の第3弾。
その1「いぐら、たらすときもだめしにいくぞ!」のまき
その2「いったい、このおとなんのおと?」のまき
その3「いぐら、どうぶつえんでカメラマン!」のまき

その1は途中で道がいくつかにわかれ、その選択で少し異なるという話。きもだめしということで、選択によって出てくるお化けが異なる。お化けが出てきても怖がらせるではなく、笑わせるネタなので、恐がりの息子相手でも全然問題なく読める。

その2も途中で道がいくつかにわかる話。4つの音の正体を探りに進んでいく。何度も読むうちに覚えてしまうが、それでも息子はこれはxxの音だよ、みたいに先に言いながら楽しんでいた。

その3は動物園の中がマップのように書かれているのでどのようにでも進むことができる。そのため、読み聞かせはしづらい。いぐらが動物などの写真を撮っていく話であるが、息子には写真を撮る事自体が面白いようで非常に楽しんでいた。最初の、「まずはおねえさんをパシャリ!」という案内所のコんガらガっちの写真を撮ったところで爆笑。トイレ待ちしているコんガらガっちの写真を撮ったところでまた爆笑。みたいな感じで楽しんでいた。

コんガらガっち あっちこっち すすめ!の本

ピタゴラスイッチのスタッフがおくる指でたどる絵本の第2弾。
その1「いぐら、もことハイキングにいくぞ!」のまき
その2「いぐら、しりとりであっちこっちいくぞ!」のまき
その3「めいれいのとおりにすすめ!「いぐら、どうくつたんけん!!」のまき

その1は上下に道が分かれるところがあり、選択によって少し話が異なる。話はわかりやすく子供はそれなりに楽しめた。

その2はしりとりで次に来る物を複数から選択しながら進んでいく。例えば、「ぱーま」から「まくら」と「まゆげ」のどちらかが選べて、それを繰り返してたどっていく。文字が読める子供でないと楽しめないので、これを読んだ当時、3歳なりたての息子には少し難しかった。文字が読める今ならもう少し楽しめるかもしれない。

その3はすごろくのようになっている。こまに「3ますすすめ!」のようなことが書かれていてその指示にしたがって指でたどっていく。途中にもいろいろ書かれていて、後で戻ってきて読むことになる場所とすぎるときの読まないと読むことがない場所があり、どう読めばいいのかがややこしい。おなかを壊してトイレに駆け込むところだけが息子には受けた。

コんガらガっち どっちにすすむ?の本

ピタゴラスイッチのスタッフによるゆびでたどる絵本シリーズ。話は3本。
その1「いぐら、たらすのいえにあそびにいく」のまき
その2「いぐら、おひるごはんをたべる!」のまき
その3「いぐら、みちにまよったぞ!さあたいへん!」のまき

その1は途中で何度か上下に道が別れ、どちらをたどるかで少し話が異なる。上に行く?下に行く?と子供に尋ねながら何度も楽しめる。途中道では犬に噛まれるとか、川を泳いで渡るとか、子供が好きそうなシチュエーションで絵のかわいさもあるからか、子供に非常にうけがよかった。

その2は進むごとにどんどん道が分かれていき、選択によってはあまりおいしくなさそうな食べ物が出来上がる。これも、うわ、おいしくなさそう、とかいいながら、読むとうける。何度も同じ選択肢を選び、読む方は飽きてくるが子供は何度も楽しんでいた。

その3は分かれ道はなく、ずっと道を辿っていくだけ、ページが進んだり戻ったり、そこそこ楽しめる。


2011年9月20日火曜日

WiFiスキャン間隔を確認する方法

WiFiをオンにしているとアクセスポイントを探すためにスキャン処理が定期的に実行される。 この間隔は、/system/build.propで確認できる。
C:\> adb shell
$ cat /system/build.prop
(省略)
wifi.supplicant_scan_interval=15
(省略)
しかし、このファイルに書かれていない機種もある。デフォルトは15秒のようだ。 ルートをとっていればこの値を変更することもできる。

レイピッキング2 (OpenGL ES 2.0)

OpenGLでレイピッキングをする方法にはselectionモードを使用する方法がある。
しかし、OpenGL ES 2.0では、glRenderModeが提供されない。
glSelectBufferなども提供されない。

レイピッキング1 (OpenGL ES 2.0)

OpenGLで、マウスでクリックした位置にあるオブジェクトを知りたい場合、glReadPixelsとgluUnProjectを使用する。
しかし、Androidが採用しているOpenGL ES 2.0では、
GLES20.glReadPixels(x, y, 1, 1, GLES20.GL_DEPTH_COMPONENT, GLES20.GL_FLOAT, pixels);
はエラーとなる。glError()には、1280 (GL_INVALID_ENUM)が得られる。
http://www.khronos.org/opengles/sdk/docs/man/xhtml/glReadPixels.xml
にあるとおり、GL_ALPHA, GL_RGB, GL_RGBAしか指定できないからだ。

そらまめくんのぼくのいちにち なかやみわ

そらまめくんの朝起きてからの一日のお話。タンポポの綿毛のベッドを作ったので、他のまめたちを呼びにいくと、雨が降ってくる。雨が上がった後にみんなで行くと雨で流されてしまっていた。でも、虹が出ていることに気づく。虹を捕まえようとして、水たまりにみんな落ちてしまう。そして、水たまりの中で虹を見つけて、大喜び。そして、夕暮れ、みんな帰って寝る。次の日は、みんなでタンポポの綿毛のベッドを作って遊ぶ、というお話。

水たまりの中で虹を見つけたシーン。虹が背景にあり、水たまりの中にまめたち、そして水たまりの手前側に虹が映っている絵が描かれている。虹とまめたちの位置関係を考えると虹が見えるはずがない。そもそもリアリティーのない話なのだからどうでもいいと言えばどうでもいいのに、なぜか気になってしまうな。

息子は、話の最初の方で出てくるどんぐりコップという言葉が気に入り何度も言っていた。

そらまめくんとながいながいまめ なかやみわ

そらまめくんが昼寝をしていると、他のまめたちがへんなものがいるとやってくる。見てみると、さんじゃくまめで、さんじゃくまめの兄弟8人が出てくる。そこで、そらまめくん対さんじゃくまめのベッドの自慢が始まる。ベッドで丘を下る競争、水たまりを渡る競争をする。その途中、水たまりをわたっているときにさんじゃくまめの末っ子が水に落ちてしまい、そらまめくんたちが助けて、そらまめくんのベッドで看病、最後は、そらまめくんのベッドにさんじゃくまめを招待して寝るというお話。

えー、他のお話ではそらまめくんはベッドを濡らすのが嫌だのなんだの言ってたのに、そんな使い方するんだー、というのが最初に思うところ。そう思ってみると、他のお話では、ベッドはたからものと言っていたのに、この話では、たからものという言葉は出てこない。他の話に比べるとベッドの価値は下がったようだ。

2011年9月18日日曜日

そらまめくんとめだかのこ なかやみわ

雨があがった日、いつもの遊び場がみずたまりだらけ。そこで、まめたちは、自分のベッドを舟にしてみずたまりを遊んでいた。そらまめくんはベッドがぬれるのがいやで自分のベッドを使わない。他のまめたちに乗せてくれるように頼み、ピーナッツくんのベッドに乗ってあばれて転覆。水に入るときれいな景色だったとみんなで水の中に入ることに。水に入ると、親からはなれたメダカのこがいた。そこで、ベッドで川に戻そうとしたが、うまく運べない。そこでそらまめくんは自分のベッドを使って運んだという話。

そらまめくんのベッドと全体としては変わらない。誰かのために自分の宝物のベッドを使おうとする。それにしても、他のまめたちのベッドでは運べないというところ、「ピーナッツくんのベッドはとてもきゅうくつ」というところは、絵を見ると結構運べそうに見えるんだけど。

そらまめくんのベッド なかやみわ

そらまめくんというそらまめの形のキャラクターが主人公。他、えだまめくん、グリーンピースの兄弟、さやえんどうさん、ピーナッツくんが出てくる。そらまめくんの自慢はベッドで、他の豆たちがベッドで眠らせてと頼んでくるが断りつづける。そして、ある日、ベッドがなくなっている。探しまわっていると、うずらの巣として卵をあたためるために使われている。そしてそらまめくんは、卵が孵るまで貸してあげることにする。そして、卵が孵り、その後、他のまめたちと一緒にベッドで寝る。というお話。

最後は、ベッドを独り占めして嫌なやつだったそらまめくんが少しやさしくなり終わる、読み聞かせには使いやすい話。2, 3歳児は独り占めするし。自分が確保できるだけ確保しようとするもんなー。共用のおもちゃで遊ぶのは大変だ。
それにしても、さすがに鳥の巣になったら、もうそのベッドは使えないんじゃないの、と思わなくもない。

2011年9月17日土曜日

Google+ API公開

http://developers.google.com/+/api/
まだ、全公開のプロフィールとアクティビティのリストと内容をとることしかできないが、サンプルが充実していて簡単に扱える。
http://developers.google.com/+/api/latest/people/get
sign inしてから、上記のページで、 Switch to Private Accessを選択、userIdに'me'を指定すると自分のプロファイルがとれる。Google+は長ったらしい数字のuserIdで管理されていたんだな、とわかる。Google+はほとんど使っていないので気づかなかったが、このidをつけたURLで自分のプロファイルにもアクセスできるようだ。

全公開しかとれないのはどういう状況なのだろう。プライバシー問題に慎重なのか、それともGoogleもスピード感がなくなったのか。

汽車のえほん18 がんばりやの機関車

収録内容
・ブルーベル鉄道のステップニー [Bluebells of England]
・ステップニー、りんじ列車をひく [Stepney's Special]
・ステップニーとクリケットのしあい [Train Stops Play]
・ディーゼル機関車とやまたかぼう [Bowled Out]

登場機関車
・パーシー・ダグラス・ラスティー・デイジー・ステップニー・ダック・トーマス・エドワード・ブルーベル・プリムローズ・アダムズ・クロムフォード・キャプテンバックスター・ディーゼル・ゴードン・ジェームス・ヘンリー・ドナルド・(キャロライン)

1話目はブルーベル鉄道はスクラップになりそうな機関車を助けている、そのブルーベル鉄道からステップニーがやってくる、というだけ。読みどころなし。
2話目は前半、ステップニーがブルーベル鉄道の話をするだけ、後半はステップニーが臨時列車を引くことになり、トーマスを止めたため、トーマスが怒って最後は仲直りする話。
3話目は、ステップニーが信号待ち中にクリケットのボールが飛んできて貨車に入り、そのまま気づかず、出発。キャロラインに乗って選手たちが追いかけて競争する話。ひとつしかボールがない、ってどういうことよ。そのボールが壊れたり、なくなったらそこでしあい終了かよ、という不思議な話だが、イギリス人はそれが普通なのかもしれない。競争の話は読み聞かせでも話しやすい。
4話目は、ディーゼルがやってきたが、検査官の山高帽を空気パイプに吸い込んで、故障して帰る話。最後は、ステップニーもブルーベル鉄道に帰る。山高帽が出てくるのがイギリスっぽい。が、子供の質問に対して説明に困るところ。

2011年9月16日金曜日

Windows 8

Windows 8のプレビュー版が公開になった。まだ、試せていないが、Windows Phoneに近いUIになったようだ。ニュース記事等を読むとUIの評価は悪くないようだ。そして、注目されている変更点はブルースクリーンがフレンドリーになったことらしい。
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1109/15/news093.html
日本文化としては、顔文字より、頭を下げているイラストのほうがいいんじゃないか、とどうでもいいことを考えた。

そらいろのたね なかがわりえことおおむらゆりこ

ゆうじは宝物の飛行機を狐のそらいろのたねを交換する。植えて育てると、家が出てきて、どんどん育っていく。育つごとに、いろいろな動物が自分のうちだと入っていて住民が増えていく。狐はそらいろのたねから家ができたことを知り、飛行機をゆうじに返して、うちを返してといって、そしてみんなを追い出して中に入る。どんどん大きくなった家は、最後には消えて、狐は目を回してのびている、という話。
ゆうじは飛行機は宝物と言っているのに、何かよくわからない種と交換するのが、なんで、といいたくなるところ。かわいい動物たちがたくさん出てきて面白いし、独り占めするとろくなことにならない、というメッセージも明確でいい絵本と思った。

ぐりとぐらとくるりくら なかがわりえことやまわきゆりこ

朝ご飯は原っぱで、とぐりとぐらは大量の食べ物を持って出かける。そこでくるりくらという手の長いうさぎに出会う。一緒に朝ご飯を食べて、一緒に遊ぶ。雲でボートを作り、くるりくらの家に。そして、おまじない体操をすると手が普通の長さになる。そして10時のおやつ。縄跳びをもらって、飛びながら家に帰って終わり。
ぐりとぐらは言葉の繰り返しが多いので、もともといいリズムで読めるが、くるりくらという語感がよく読み聞かせをしているといい感じである。ぐりとぐらの中でも雰囲気のいい好きな話。息子はそれほどではないけれど。

2011年9月15日木曜日

ぐりとぐらのおおそうじ なかがわりえことおおむらゆりこ

朝起きた野ネズミのぐりとぐらはうちの中がホコリだらけなのに気づき、大掃除を始めるお話。
ぐりとぐらは、古着をいっぱい着込んで、体全体で掃除をする。この掃除の仕方が絵で見るとかわいらしい。最後は、うさぎのギックが古着を着込んだぐりとぐらをみてお化けと思い、友達を連れてやってくる。そして、ちょうどおやつの時間、きれいになった部屋でみんなでおやつにする。
昼ご飯はどうなったんだと思ったが、午前にもおやつの時間はあるのかもしれない。