2011年9月28日水曜日

はじめてのおつかい 筒井頼子 林明子

みいちゃんはママに言われて初めてのお使いとして牛乳を買いにいく。自転車をよけたり、お金を落として拾ったりしながら、お店へ。お店には人がいないが、大きな声で呼ぶことができない。そのうち、タバコを買いにきたおじさん、パンを買いにきたおばさんに先を越された後、なんとか声を出して気づいてもらい、牛乳を買うことができる。おつりを忘れて、店のおばさんに追いかけられて渡される。最後はママが赤ちゃんである妹を抱えて近くで手を振っていた、という話。

みいちゃんは5歳。はじめてのおつかいというテレビ番組を見ていると、結構小さな子も出てくるから、あまり小さい気もしないが、自分の息子は何歳になれば行かせられるだろうか。
赤ちゃんの牛乳を買ってくるということで、赤ちゃんなのに牛乳? と思ったが、これは今と時代が違うからかな。お店も自分が子供の頃によく行ったタバコ屋と読んでいた店によく似ている。これも時代だなあ。きれいな絵で昭和が漂うやさしい雰囲気が出ていていい絵本。

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