2011年9月16日金曜日

そらいろのたね なかがわりえことおおむらゆりこ

ゆうじは宝物の飛行機を狐のそらいろのたねを交換する。植えて育てると、家が出てきて、どんどん育っていく。育つごとに、いろいろな動物が自分のうちだと入っていて住民が増えていく。狐はそらいろのたねから家ができたことを知り、飛行機をゆうじに返して、うちを返してといって、そしてみんなを追い出して中に入る。どんどん大きくなった家は、最後には消えて、狐は目を回してのびている、という話。
ゆうじは飛行機は宝物と言っているのに、何かよくわからない種と交換するのが、なんで、といいたくなるところ。かわいい動物たちがたくさん出てきて面白いし、独り占めするとろくなことにならない、というメッセージも明確でいい絵本と思った。

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