2011年11月18日金曜日

ARROWS Tab LTE F-01Dの残念なところ

カレンダー端末のところで書いた通り、可能性を感じさせてくれる端末だ。

一方で、残念なところもある。お金を払わないと使えないアプリを多く載せているところだ。これは何だろう、と起動すると、金払えと言われるでは、この端末を買った人はがっかりするのではないか。たとえば、ひかりTVモバイルは2011年内のみ無料でそれ以降は有料アプリにアップロードが必要。TSUTAYA TVは有料のビデオレンタルのみ。Bee TVは有料契約が必要など。

おそらく、こういうアプリを載せることでメーカーはソフトベンダーからお金を受け取っているのだろう。それにより端末価格を下げられるのだろうから、それほど悪いことではないとも思う。一方で、このアプリ群は、システムアプリとしてインストールされている。ルートをとれば、/system/app/配下から消すことができるだろうが、ルートの取得方法は公開されていない。今のところ、とれたという報告もなさそうだ。したがって、入ってるだけならまだしも消せない状況にある。PCを買った人がやる最初の作業がいらないアプリを消すことだ、ということがよく言われるが、このタブレット端末にいたっては、それもできない。

他、細かい部分ではあるが、バッテリが空になった状態から、充電しながら使用することができないところだ。バッテリが空になった状態でも、充電ホルダにおいた状態では使えてほしい。電源は入り、画面のロック解除まではいくのだが、そこでオフになる。この現象自体は、おそらく、ARROWSに限らないことだとは思うが、ARROWSではせっかく充電ホルダにおいた状態で使うということができることを考えると残念だ。縦画面でしか使えないアプリ(Hulu)があるのも残念だ。他にもある一定以上バッテリ残量がないと、ワンセグの録画が動作しないという現象もある。予約録画ならまだ理解できるが、手動録画でなぜバッテリ残量が関わってくるのだろう。充電ホルダにおいている状態であれば録画できてもいいのではないだろうか。信じられないぐらい充電に時間がかかることからよけいにそう思ってしまうのだ。

ハードウェアは非常にいいと思う。防水されているのもいい。思ってたいたよりは軽く感じられ、持った感触はいい。ソフトウェアに関わる部分は、アップデート対応できる部分でもあり、ユーザーの要望次第とも言えるだろう。ユーザーが声をあげていけば、よりよい端末に今後なっていくと感じた。

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