2011年10月31日月曜日

セミくんいよいよこんやです 工藤ノリコ

主人公のセミくんが目覚めて、地上に出てくる。幼虫からセミになり、そして、カブトムシのおじさんやスズムシさん、ミツバチくん、アオムシちゃんから、パーティで歓迎。ホタルさんの花火を見る。最後は、「ミーン ミーン、うれしいな いきてるってうれしいな ミーン ミーン ミーン!」で終わる。

息子のお気に入りの絵本の一つ。雰囲気がいいのだろうか。絵がかわいくてわかりやすく、メッセージも明快で、生まれてくることのすばらしさがうまく伝わるのかもしれない。
細かいことを気にする自分としては、この出てくる虫の中で、セミが一番長生きだろ、他の虫たちはどう考えてもセミくんより年下だろう、と思って違和感を感じる。地上で1週間しか生きられない儚さのイメージのほうが強いのかなセミは。どちらにしろ、幼児にはそんなことわからないからどうでもいいのだろう。

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